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整体で守る!誤嚥性肺炎知らずの健康生活へ

2026/03/02
ブログ
南海本線貝塚駅前のスッキリ整骨院では、日々来院される方の症例やご質問について書いております。
今回は貝塚市からお越しの方から
「家族が餅を食べて誤嚥で喉が詰まって、知り合いの方が後ろから抱えてお腹を引いてくれたら餅が喉から飛び出して助かった」
とのことで、今回は誤嚥性肺炎についてお話しますね。
誤嚥性肺炎予防について - 広島医療生活協同組合 広島共立病院

1. 誤嚥性肺炎とは?—原因とリスクを知る

誤嚥性肺炎とは?

誤嚥性肺炎とは、食べ物や飲み物、あるいは唾液が誤って気管に入り、それらに含まれる細菌が肺に侵入して炎症を引き起こす病気です。普段なら食道に入るものが、何らかの原因で気管に入ってしまうことを「誤嚥(ごえん)」と呼びます。

なりやすい人

誤嚥性肺炎は、特に以下のような方に多く見られます。

高齢者: 加齢により、食べ物を飲み込む機能(嚥下機能)や、気管に入ったものを咳で出す機能(咳反射)が衰えるためです。

脳血管疾患をお持ちの方: 脳梗塞や脳出血の後遺症で嚥下機能が低下することがあります。

神経疾患をお持ちの方: パーキンソン病などの神経系の病気では、飲み込みの動きがスムーズにいかなくなることがあります。

口腔ケアが不十分な方: 口の中に細菌が多く存在すると、誤嚥した際に肺炎になるリスクが高まります。


発症のメカニズム

誤嚥性肺炎は、主に次の2つのメカニズムで起こります。

食べ物や唾液の誤嚥: 食事中や寝ている間に、口の中の食べ物や細菌を含んだ唾液が誤って気管に入り、肺で炎症を起こします。

胃液の逆流: 胃酸が食道を逆流し、さらに気管に入ってしまうことで肺炎を引き起こすこともあります。


症状の特徴

誤嚥性肺炎の症状は一般的な肺炎と似ていますが、高齢者の場合は少し異なります。

一般的な症状: 発熱、咳、痰、呼吸困難、胸の痛みなどです。

高齢者の特徴: 高齢者の場合、これらの典型的な症状がはっきりしないことがよくあります。

微熱が続く

食欲がない、元気がない

だるそうにしている

のどがゴロゴロ鳴る

むせることが増える などのサインを見逃さないことが大切です。


2. 整体の役割—体全体のバランスを整える

整体師はやめとけと言われる理由7選!目指す前に知っておきたい ...
整体で誤嚥性肺炎を予防する可能性

整体は、体の歪みを整え、筋肉の緊張を和らげることで、間接的に誤嚥性肺炎の予防に役立つかもしれません。

姿勢の改善

誤嚥性肺炎は、嚥下時に頭が下がりすぎたり、逆に上を向きすぎたりするとリスクが高まります。整体によって正しい姿勢を保ちやすくなることは、飲食物がスムーズに食道に送られる助けになります。

首や肩の緊張緩和: 首や肩周りの筋肉の緊張が強いと、頭部の位置が安定しにくくなります。整体でこれらの筋肉をほぐすことで、適切な嚥下姿勢を取りやすくなります。

脊柱のバランス調整: 背骨の歪みが改善されると、体幹が安定し、食事中の姿勢が改善されます。これは誤嚥のリスクを減らすことにつながります。


呼吸機能の向上

整体は、肋骨の動きや横隔膜の働きを改善し、呼吸を深くしやすくすることで、呼吸器系の機能を間接的にサポートする可能性があります。

胸郭の可動域拡大: 肋骨周りの筋肉の緊張が和らぐことで、胸郭の動きがスムーズになり、深い呼吸がしやすくなります。

横隔膜の働き: 横隔膜は呼吸だけでなく、嚥下にも関与しています。整体で横隔膜の動きを改善することで、嚥下機能への良い影響が期待されることもあります。


自律神経の調整

ストレスや疲労は自律神経の乱れを引き起こし、全身の機能低下につながることがあります。整体は、リラックス効果を通じて自律神経のバランスを整える手助けをします。

リラックス効果: 整体を受けることで体がリラックスし、自律神経の副交感神経が優位になることがあります。これは、心身の緊張を和らげ、全身の機能を正常に保つことにつながります。


整体の利用にあたって

整体は、あくまで体のバランスを整え、間接的に健康をサポートする手段の一つです。直接的な治療や予防策として整体だけに頼るのではなく、他の予防策と組み合わせることが重要です。

専門家との連携: 誤嚥性肺炎の予防には、医師や歯科医師、言語聴覚士などの専門家による指導が不可欠です。整体師に相談する際も、誤嚥性肺炎の予防を目的としていることを伝え、体の状態を詳しく話しましょう。また、整体とはあくまで技術的な提供となります。整体を利用する上で最低限、柔道整復師や鍼灸師・理学療法士などの国家資格保持者の施術を受けるようにしましょう。

他の予防策との併用: 口腔ケア、嚥下訓練、食事の工夫など、医師から指示された予防策を忘れずに実践しましょう。


3. 日常生活での予防法—健康生活へのステップ

7つのおすすめの健康法の紹介。食事・水・運動・睡眠のメリット ...

日常生活での予防法

①食事の工夫

食事が誤嚥性肺炎の一番のリスク要因となるため、食べ方や食事の内容に気を配りましょう。

姿勢を正す: 食事中は椅子に深く座り、足の裏を床につけ、背筋を伸ばしましょう。飲み込む際は、軽く顎を引く姿勢がポイントです。寝たきりの場合は、上半身を起こして食事をすることが大切です。

ゆっくり食べる: 時間をかけて一口ずつ、よく噛んで食べましょう。急いで食べると、誤嚥のリスクが高まります。

飲み込みやすい工夫:

とろみをつける: 水やお茶などの液体には、誤嚥防止用のとろみ剤を使うと飲み込みやすくなります。

食べ物の形態: パサパサしたもの(パンなど)や咀嚼しにくいもの(こんにゃくなど)は避け、やわらかく煮込んだものや、ゼリー状のものを選ぶと良いでしょう。

一口の量: 口に入れる量を少なくし、飲み込んでから次を口に入れる習慣をつけましょう。

食後のケア: 食後すぐに横にならないようにしましょう。食道に残った食べ物や胃液が逆流し、誤嚥する可能性があります。食後30分~1時間程度は、座って過ごすのが理想です。


②口腔ケアの徹底

口の中を清潔に保つことは、細菌の増殖を防ぎ、誤嚥性肺炎のリスクを減らす上で非常に重要です。

毎日の歯磨き: 食後はもちろん、寝る前にも丁寧に歯磨きをして、食べかすや歯垢を取り除きましょう。

舌の清掃: 舌に付着した汚れ(舌苔)も細菌の温床になります。舌ブラシなどで優しく清掃しましょう。

うがい: 食事の前後や寝る前に、うがい薬や水で口をゆすぐことで、口腔内の細菌を減らせます。

入れ歯の清掃: 入れ歯を使用している場合は、毎日外して丁寧に洗浄し、清潔に保ちましょう。


③嚥下体操・表情筋の運動

嚥下に関わる筋肉を鍛える体操や、表情筋を動かすことで、飲み込みの力を維持・向上できます。

首の体操: 首をゆっくり回したり、上下左右に傾けたりする運動です。

唾液腺マッサージ: 耳の下、顎の下、舌の下あたりを優しくマッサージし、唾液の分泌を促します。唾液は食べ物をまとめる働きがあり、誤嚥を防ぐのに役立ちます。

パタカラ体操: 「パ」「タ」「カ」「ラ」と発音する練習を繰り返すことで、口周りの筋肉や舌の動きを鍛えます。

頬の運動: 頬を膨らませたり、吸い込んだりする運動も効果的です。


④体調管理と生活習慣

全体の健康状態が、誤嚥性肺炎のリスクに影響します。

十分な睡眠: 睡眠不足は誤嚥リスクを高める可能性があります。規則正しい睡眠をとりましょう。

適度な運動: 全身の筋力を維持することは、嚥下筋の維持にもつながります。ウォーキングなど、無理のない範囲で体を動かしましょう。

禁煙・節酒: 喫煙は気管支の粘膜を傷つけ、免疫力を低下させます。過度な飲酒も誤嚥のリスクを高めます。


4.最後に

Dr.森田の「実は…」な話 | 中京テレビ
誤嚥性肺炎で命を落とされる方は年々増加傾向にあり、2030年には13万人の方が誤嚥性肺炎で命を落とされる可能性が示唆されています。
猫背や姿勢不良は誤嚥性肺炎の一要因となります。普段から座っている姿勢や立っている姿勢にも気をつけてみましょう。