腰仙関節の位置異常が原因のぎっくり腰

大阪府貝塚市の中央商店街内にある
スッキリ整骨院です。

今回は和歌山県岩出市からお越しの方についてお話しますね。
『荷物を取ろうとして前かがみになったら急にが痛くなってだんだん痛みが強くなってきて動けなくなった』
とのこと。

いわゆるぎっくり腰急性腰痛症病院診断されたことが以前にもあり、予防のために湿布を貼ったり、自分でツボ押しをしたりして痛みが出ないよう気をつけていたそうですが、今回も不意に前かがみになったとたんにピキっと痛みが出たと思ったらだんだん痛みが後からでてきたそうです。

徒手検査で確認してみると、どうやら仙骨の位置が異常を来たし、腰椎と仙椎の関節の間に負荷がかかり、後ろに反る動作ができないようでした。



整体後は後ろに反る動作がある程度できるようになっていましたが、整体前は直立したままで全く後ろに反らすことができない状態でした。

当院に来院される慢性的な腰痛ぎっくり腰の方に対して、整体で一番早く解消されるのが前屈したときの腰痛。
ですが、逆に反らせた時に生じる腰痛やぎっくり腰は痛みが解消されるまで時間を要することが多いです。

さらに後ろから見た場合に横に歪んでいるぎっくり腰は痛みが解消されて日常生活動作に支障なく過ごせるようになるまでに最も時間を要します。

急に腰が痛くなった場合の対処法でよく聞かれるのが
動いたほうがええの?それとも安静にしたほうがええの?
とのこと。

ぎっくり腰のように急に腰が痛くなった場合には、大きく分類すると二つのパターンに分類できます。
まず一つは痛くて動くことができないし、歩くのもままならない状態。
この場合は安静にするのが一番です。

もうひとつのパターンは、歩くのは自力でなんとか歩けるけど、寝転んだ状態から起き上がる時や座っている状態から立ち上がろうとするときなど、動作時のみ痛いが、一度立ち上がればなんとかなる状態。
これは歩けるのであれば適度に歩いたりして身体を動かしているほうが痛みが解消される時間は早いです。
早いと言っても急な腰痛がある程度落ち着くまでには3日~5日程度は最低かかります

一日でも早く解消するための手段として整体を受けることも選択肢のひとつ。
湿布痛み止めを飲んだりブロック注射をするのも選択肢のひとつ。

まずは痛みを取ること。
そして再発しないように予防に努めることも大切です。