顎関節症と体の歪み

大阪府貝塚市の中央商店街内にある

今回は泉佐野市からお越しの方についてお話しますね。
『硬い食べ物をガリガリと噛むのが好きで顎の痛みが出てきて、体の歪みが気になる』
とのこと。

整形外科で診てもらったところ、『顎関節症』と診断され、痛み止めの薬を処方してもらっていたものの、なかなか痛みが取れず当院で整体を受けに来院されました。

病院顎関節症と診断されても、治療としては痛み止めの薬を処方されるか、湿布を処方されるかで、なかなか症状解消には結びつかず、かと言って手術などの大掛かりなこともないため、歯医者さんでマウスピースを作ってもらって睡眠時マウスピースをしたまま寝るように指導されることが多いです。

当院に来院される方にも、整形外科⇒耳鼻科⇒口腔外科⇒歯科とあらゆる病院をはしごして来院される方も多くいらっしゃいます。

顎関節症になるきっかけとしては、
①硬いものを噛んだ
②大きく口を開けた
③ガムなど何度も噛んだ
④ボクシングなどのスポーツで痛めた
などが挙げられます。

そして大きく関与しているのが『姿勢』の問題。
当院に顎関節症と診断され、来院される方もほぼ猫背反り腰など骨盤背骨といった体の歪みを生じ、トラブルを抱えている方が多いです。

診てみると、



ご自身では自信を持ってまっすぐに寝ているとのこと。
これでは骨盤背骨をまっすぐに保てていないため、当然頭を支えることができず、肩こり腰痛なども同時に引き起こす可能性もあります。

個人的には自分も顎関節症になった経験があるため、食事中に急に『パキっ』という音が顎関節で鳴ったりして痛みを伴うことが以前ありましたが、その当時は腰痛もひどく、体のバランスが崩れ、骨盤も歪んでいたんだなという思い出があります。

顎関節症を解消していくためには、顎ばかり施術しても解消してくれません。
骨盤はじめ背骨を調整し、頭蓋骨を調整する必要があります。