今日は『お好み焼きの日』だそうです。
ジュージューと何度もひっくり返して焼くからなのでしょうか?
あのひっくり返す技は失敗するとエライ事になります。
何度もその経験があるため、ある程度しっかりと焼けていることを確認してからですね。
何度もひっくり返すのではなく、何度もくり返すぎっくり腰ほど辛いものはないですよね。
自分自身の経験ですが、過去最高は2週間に1回のペースでぎっくり腰を繰り返していたため、ぎっくり腰を何度も再発していると、気がついたときには右下肢の痺れを来たし、ふくらはぎが萎縮するまでに悪化していました。
いわゆる腰椎椎間板ヘルニア状態。
ですが当時整形外科で診てもらったところ、
『レントゲンでの異常なし』
さらに
『MRIでの異常なし』
でもSLRテストが陽性反応を示し、明らかに神経根症状を来たしていたにも関わらず、病院の先生に
『これって腰の椎間板ヘルニアですよね!?』
と伺うと、
『ヘルニアかどうか診断するのは医師がすること』
と一蹴され、挙句の果てには
『画像上異常ないから問題なし。そんなに痛いんなら心療内科でも紹介したろうか?』
そう言われ、それ以来整形外科に通うことはしなくなりました。
それからというもの、マッサージが上手な先生のところにしばらく通院してみてもなかなか痛み痺れは解消されず、鍼灸治療の名医と言われる鍼灸師の先生のところで中国針に通ってみたり、カイロプラクティックの凄腕と言われる先生のところに通ってみたり、腰痛治療に特化した先生の治療を受けに行ったりしてあちこち通院しながら仕事に整骨院へ向かう毎日が続きました。
当時は見習い修業で整骨院グループの一従業員として岸和田で勤めていましたが、転勤を命じられた途端にあれだけ繰り返していたぎっくり腰が嘘のように治り、
『絶対あれはストレスによるぎっくり腰に違いない』
と勝手に推測するようになったことを覚えています。
『以前と同様にぎっくり腰になったけど、仕事には絶対行かないといけなかったから病院で痛み止めの注射を打ってもらったけど仕事にならないから途中で仕事やめて帰ってきた』
とのこと。
過去に何度か繰り返しぎっくり腰を患っており、当院にはじめて来院されたのが今から4年ほど前。
その時も仕事中の繰り返し動作によってぎっくり腰となり、
『健康保険使えますか~?』
が最初の一言だったのですが、
『整骨院で健康保険使える症状は外傷性の骨折・脱臼・打撲・捻挫・挫傷に限られます。仕事中に痛められたのでしたら労働災害となりますが、いかがされますか?』
とお伺いすると、
『労災は無理やから自費でお願いします』
とのことで施術をご提供してから4年が経過しますが、以前ぎっくり腰を発症した当初はまずは集中して痛みを解消するところまで取り組まれ、その後半月ほどでほぼぎっくり腰の痛みは解消されたため、再発予防に取り組まれるようアドバイスし、しばらくは指導通り通院されていましたが、ぎっくり腰を再発するような気配がなかったため自己判断で途中で定期通院をやめた途端にまた軽いぎっくり腰を患い、
『やっぱり痛くなくても来といたほうがええんかな?』
とおっしゃりながらしばらく通院され、また腰痛がほぼ気にならない状態となって定期的通院を途中でやめられ、そして今回1年半後のぎっくり腰再発での来院。
『痛くなってから通院されるのも一つですが、痛くならないように定期的にメンテナンスされているほうが体は楽だと思いますが・・・』
とお話すると、
『そうやんね。痛くなくても定期的に通ってるほうが調子ええのは分かってるんやけどね』
と苦笑い。
人生の中での優先順位ってのがあるため、身体が何よりも第一と考える方もあれば、身体よりも仕事に立場を取られる方もありますし、家事育児に立場を取られ、自分の体のことは後回しにされる方もいらっしゃいます。
ですが、仕事をするにしても家事育児をするにしてもどのような立場を取るにしても
『身体が資本』
であることは間違いないです。
身体があってこその仕事や家事育児であるにも関わらず、つい身体がそれほど悲鳴を上げていないようであれば仕事や家事育児に囚われてしまい、ついつい体のメンテナンスに怠りがちです。
今回も4年前にはじめて来院された時ほどの痛みはないものの、当院に来院されるまでに既に病院で腰にブロック注射を打ってもらい、さらに痛み止めの薬を飲んでからの来院でした。
早速検査確認してみると、
やや右に傾いているものの、それほど大きな歪みとしては確認できませんでした。
次に側方から診てみると、
かなり前かがみになっていますが、この姿勢が最も楽な姿勢とのこと。
立位では顕著に右側に傾いており、腰の痛みも左側のほうが痛みがきついとのこと。
これは腰方形筋の左側が過度に緊張している状態となっていました。
腰方形筋とはこの筋肉。
この筋肉は骨盤と肋骨をつないでいるため、骨盤が歪むと痛みが出やすい筋肉の一つ。
さらに立位での腰の動きを確認してみると、
腰を反らせると痛みがあるとのこと。
さらに腹臥位で診てみると、
左下肢が外旋している状態となっていました。
どうやら股関節の働きに左右差を生じ、その結果骨盤は歪み、さらに腰方形筋が引っ張られ腰に痛みが出てきて生じているぎっくり腰でした。
過去に何度も繰り返しているぎっくり腰。
いつも仕事が忙しくてその後ほっと一息着いた時に起こっているため、まずは不調を解消され、その後は再発しないよう今度こそは定期的に通われることがオススメです。
当院の整体の特徴は予防のためにはとてもオススメです。
特にぎっくり腰を再発されている方であっても定期的にメンテナンスすることで5年以上再発されていないという方もたくさんいらっしゃいます。
嘘だと思われたら、是非一度ご自身の身体で試してみて下さい。