TFCC軟骨損傷って一体どこの軟骨の損傷なの?

本日は即位礼正殿の儀のため本来は祝日のためお休みとなりますが、つい先日まで今日が祝日ということをすっかり忘れてしまっていたため、本日は通常通り受付しております。
平成が終わり令和が本格的に始まりますが、平成天皇もご高齢でありながらまた持病もありながらで御公務も大変だったことと思います。

さて、ここ最近は色々な病気があり、様々な種類に細分化されているため、その分病院での科目もかなり細分化されております。
内科・外科・整形外科・皮膚科・脳外科・小児科・産婦人科・眼科・耳鼻咽喉科・口腔外科・歯科・循環器科・呼吸器科・泌尿器科などなど・・・数え上げればキリがないほどですが、それだけ病気の数も多様化されてきているということ。

そんな中、以前は聞かなかったような病気も最近では耳にするようになってきております。
例えば、ショーケンこと萩原健一さんは最近亡くなられた芸能人の中では記憶に新しい方ですが、GISTという腸間膜にポリープが大量発生する病に冒され、今年三月に亡くなられました。
この病気は消化管間質腫瘍GISTと言われ、10万人に1人という難病だそうで、今のところ治療の術がなく手探り状態というのが現状です。
義父(受付である妻の父)がこの病気を15年前に患ったことがきっかけで、当時岸和田市整骨院を経営されていた先生のもとで和泉市のスーパー前にある整骨院の雇われ院長として働いていた時に、
なんとか生きているうちに開業して親孝行したい
という思いから、慌てて自身の生まれ故郷である泉南市で、当時イオン泉南がオープンするまでの間、事務所として使用していたテナントがたまたま空きに出たため、すぐに改装を依頼したものの・・・。
開業する1か月前に病状は悪化し、結局開業した姿を見せることができませんでした。
ですが自分自身で整骨院を開業し、経営していくための良いきっかけを与えてくれた義父には感謝しかありません。


そんな珍しく聞いたことがあまりないような症状の一つに『TFCC軟骨損傷』というものがあります。
TFCCとは、正式名称は三角繊維軟骨複合体と言い、手関節の小指側にある軟骨のことで、手首を安定させたり衝撃を和らげるクッションのような役割を果たしています。
このTFCCを手首の使いすぎや捻ったり加齢による変性によって損傷するものをTFCC軟骨損傷といいます。

この部分にある軟骨の損傷のことをTFCC軟骨損傷といいます。
症状としては、手首の小指側に痛みが出たり、ドアノブを開け閉めするようないわゆる手首をひねる動作をした時に痛みを生じたりします。
どちらかというと重い荷物を持つ動作などよりもむしろ些細な動作の方が地味に痛かったりするのがTFCC軟骨損傷の特徴です。

柔道や剣道、バトミントンやテニスなど手首をよく使うスポーツ選手に希にみる障害ですが、自身の臨床経験上では数少ない症例の一つです。
この軟骨を損傷していると整形外科で以前に診断され、手首の痛みをかばいながらの日々を過ごされていたものの、最近では痛みの頻度も軽減しているという貝塚市在住の方の声がこれ。


大変ありがたいお言葉ですが、手首手指の痛みや不調を訴える方の多くは女性にあります。
ホルモンの関係や、男性に比べて力が弱いなど様々な要因が絡んでいるからでしょうが、指先のトラブルに見舞われる方が最近は特に目立ちます。

そんな指先のトラブルにはこれがお勧め。

手足をお湯に浸けるだけで全身ポカポカに温まる手足温浴
しかも医療用特殊入浴剤であるオンセンスを入れているため、身体が芯から温まり温熱効果抜群です。
この入浴剤は、当院が14年前に泉南市で開業した当初から取り扱っており、普通の入浴剤に比べて体の温まる感覚が格段と違うという声をたくさん頂いております。

この温浴も当院で設置している機器では最も古い機器の一つですが、当院には女性の冷え性、特に末端冷え性でお悩みの方が多く、何か解消するための手段はないものかと模索していたところ、
全身をお湯に浸けるのではなく、手足だけお湯に浸けると温熱効果がアップするのでは?
という安易な発想から、泉南市で設置してから思いのほか女性ウケが良く、手足の冷えだけでなく便秘症の方や更年期障害しもやけ肌荒れなど様々な症状でお悩みの方にご利用頂いております。

貝塚市へ移転して10年以上が経過する今でもなお、温浴に加えてオンセンスを投入しているため、温熱効果が通常のお風呂に浸かる以上の温もりを感じてもらえるのではないでしょうか?

これからの冬場に手足が冷えたり、しもやけなどでお悩みの方は一度お試し下さい。
TFCC損傷ですら吹き飛ばすほど抜群に温まりますよ。

聞きなれない病名が最近では出てきています。
ですがどのような病気であれ、身体を温めることによって免疫力はアップします。
そうすることで自分自身の本来持っている自然治癒力を高めることが様々な病気の治療にもつながりますし、また予防にもつながります。
どんどん身体を温めることに努め、病気知らずの身体を目指しましょう。