スポーツ時に筋挫傷して膝の痛み

貝塚駅前のスッキリ整骨院です。

今回は前回に引き続き、貝塚市木積からお越しの方についてお話しますね。
『昔熊取町までカイロプラクティックに通っていたけど、その時に左膝めて診てもらっていた』
とのこと。

当院に来院されたきっかけは膝の痛みではなく、顎関節痛み
初回整体前の状態がこちら。


そして整体3日後の施術前の状態がこちら。


喉の位置あたりを見てもらうとわかりやすいですが、猫背が随分解消されて保つことができている状態。
さすがに20代なだけあって、施術後の持ちが良好です。
ただ、以前痛めた膝の硬さに左右差があるため、こちらも整えておかなければ膝痛の再発や腰痛に繋がりかねません。

殿屈して診てみると、


左膝を過去に痛めており、右に比べて曲がりにくい状態。
そしてこのような左右差があると、つい左の大腿部のストレッチを一生懸命して柔軟性を高めようとします。
ご自身で膝痛予防のために行うのであれば全然大丈夫でしょうが、無理に痛みを伴いながら誰かにストレッチしてもらうのは大変危険です。
またスポーツなど運動をするにも左右差があると足首の捻挫や膝の捻挫など怪我の原因となりかねません。
そして少々膝が痛くてもサポーターとかテーピングでもしておけばどうにかなるだろうと高をくくるのも20代の特徴。
自分自身がそうでしたから。

膝の痛みがあれば膝関節にアプローチしていくのも一つですが、過去に痛めたのも半月板前十字靭帯や内側側副靭帯や外側側副靭帯などの軟部組織ではなく、大腿四頭筋筋挫傷を起こしたとのことですので、膝そのものにアプローチするよりも大腿部前面の支配神経である腰椎を調整するほうが効果的と判断し、整体開始。

施術後確認してみると、


左ひざの可動域も右と同じくらい曲がってきているため施術終了。

膝が痛いと膝にマッサージ
膝が痛いと膝に鍼灸
膝が痛いと膝に注射
膝が痛いと膝にストレッチ
膝が痛いと膝に湿布
膝が痛いと膝に・・・

膝そのものだけをなんとかしようとしても膝だけではなく、身体全体のバランスを整えることを目的としているのが当院のSPB療法
ほんの数回整体してもらっただけで解消する腰痛肩こりであれば、それほど普段からも痛みや不調で悩むことも少ないでしょうが、ひどい症状になればなるほど健康を取り戻すのに時間がかかります。

症状がある部位だけに囚われることなく、身体全体のバランスをよくすることに注力しているのが当院の整体の特徴です。
症状があるから整体を受ける、というのも考え方の一つですが、症状が出ないように整体を受ける。
これも考え方の一つです。
当院では予防医学に力を注いでいます。
悪くなってから治療をする
という考えよりも、
悪くならないように予防する
ほうがより快適に過ごせることでしょう。