貝塚駅前のスッキリ整骨院です。



今回は岸和田市からお越しの方についてお話しますね。
『最近身体のメンテナンス怠ってたからか、以前のように腰痛や膝痛はないけど、肩こりがひどくなってきた。これってやっぱり骨盤から?』
とのこと。
以前は岸和田市にあるご自宅の近所の整骨院へ通われていたとのことですが、ここ最近の整骨院の急増に伴って院経営が思わしくなく、廃業されたとのことで、貝塚市にお住まいの同じ職場の方からのご紹介で来院されました。
『肩こりでも整形外科や病院みたいに保険使えてマッサージして電気当ててくれて、料金も500円で安いって思ってたし、近所の友達がおすすめしてくれたけど、効果としては1日と持たなかったから治るわけないし、やり方はマッサージでも何でもええねん。少しでも肩こり解消できて楽になるんやったら保険でなくてもええねん』
とおっしゃってました。
『整骨院 接骨院では肩こりに健康保険は使えません』
声を大にしていますが、もういい加減整骨院業界そのものが見直さなければならないところでもあります。
当院では交通事故による自賠責保険と仕事中のケガによる労災保険は対応しております。ですので、交通事故のむちうちに遭われた方や、仕事中にお怪我された方に対する保険は全然対応いたします。
ですが、当院では健康保険は取り扱いません。
なぜなら、来院される方のほぼ全員が
慢性的な肩こり 腰痛 神経痛 関節痛 もしくは交通事故の後遺症や昔の怪我の後遺症など、または医師の診断を受けているものだからです。
この場合は整骨院・接骨院ではそもそも健康保険の対象とすることができません。
鍼灸保険やマッサージ保険を使った保険診療を提供することも可能ですが、医師の同意が必要となります。
また、そこまでして保険が使えるからということで、安価な施術を提供していると、いずれ通われていた岸和田市の整骨院のように廃業せざるをえない状況となりかねません。
さらに、健康保険財政そのものが赤字財政のため、いずれ我々現役世代にそのうちツケが回ってきます。
健康保険財政が廃業せざるをえない状況となると一体どうなるか?
日本から健康保険制度そのものが消えてなくなります。
そうなると、アメリカ同様日本でも医療を受けるのに全て自費となりかねません。
アメリカでは盲腸の手術を受けるためには8,000ドル必要だそうです。
『肩こってるねん、保険使えるか~?』
と安易に飛び込みで来院される方も随分少なくなったとは言え、まだまだおられます。
日本の将来のためにも、当院では自費施術か自賠責保険か労災保険で今後も対応いたします。
さて、話を戻しますが、
『肩こりは骨盤から?』
答えはイエスです。
骨盤が歪むと背骨もズレます。その結果、6kg近くある頭の重さを肩のコリを起こしている僧帽筋などの筋肉では支えることができなくなって、結果肩こりを生じます。
座位で確認してみると、

右肩が下がっており、骨盤の位置から頭が右に傾いています。
腹臥位で確認してみても、

僧帽筋のカーブに左右差を生じている状態となっていました。
ですので早速SPB療法開始。
当院の整体は、肩こりをもみほぐすようなリラクゼーションのための施術ではありません。
肩こりを起こさないカラダづくりを目指されている方のための整体です。
ですので、
『ちょっと軽く肩こり揉んでよ~』
というご要望にはおこたえ致しかねます。

左右の僧帽筋の緊張差も解消され、整体終了。
肩こりを強い力でマッサージしてもらったり、叩いてもらったりしていると、なかなか肩こりは根本から解消されてきません。
むしろ揉んだりするよりも、軽く肩こり体操でもしてあげるほうが余程効果的です。
肩こりで悩まれている方は、まずは肩こりを起こすような猫背の姿勢を取り続けないように気をつけることから始めましょう。