食欲の秋、スポーツの秋、読書の秋・・・


何かにチャレンジするには涼しくなってきたため好都合ですね。
ですが膝や腰に爆弾をかかえて何度もぎっくり腰をしてしまったり、膝の痛みで歩くことや運動すること自体が億劫になってしまっていてはダイエットどころの話でもないし、スポーツもしようがありません。
ですので体の不調がありながらでは、いくら涼しくなってきても行動に移すこと自体辛いこととなります。
何事も身体が資本となります。
体あっての仕事であり、家事育児であり、趣味娯楽でありスポーツであります。
ここで阪南市からお越しの方についてお話しますね。
『膝の痛みはほとんど感じなくなったけど、そもそも膝が痛くなってきたのも急に太ってきたからやと思ってる。思い切って耳つぼダイエットで8kgほど痩せたい』
とのこと。
当院に来院されたきっかけは『膝の痛み』
来院された当初は歩き方がかなりお辛そうでしたが、1か月指導どおり通院され、今では膝の痛みはほぼ解消されたものの、1年以上膝に整形外科で注射を打ち続けてきたため、膝周辺の筋肉が注射の痛みで防御反射を起こし、膝関節が90度以上曲がらなくなってしまっている状態。
膝の痛みに気づかず、
『ある日正座してみようとしたら痛くてできなくなってしまっていた』
と、いつの間にか膝が痛くなってしまっているという方も最近増加しています。
それだけ正座をすることが昔に比べて少なくなってきているということです。
ここ最近では法事などの場で正座ができない方のために椅子を用意してくれるところもあり、正座をする必要性すらなくなってきていることが多いですが、これから忘年会シーズンで座敷で座ることになる方もあることでしょう。
やむを得ず正座をしなければならない状況に陥ることもあります。
そんな時に正座ができなければやはり周囲の目が気になるものです。
膝の痛みから解放されてきているものの、膝関節の可動域が制限されている以上、正座は不可能です。
ですので2ヶ月目からは体全体のバランスを整える整体を施すことに加えて、さらに局所で膝関節にも直接アプローチして可動域を取り戻すための関節運動を加えながら、さらには膝にかかっている負担を軽減するためにダイエットも同時進行となりました。
今のところ趣味のスポーツは膝の痛みなくできるようになっておられるとのことで経過良好ですが、しっかりと目標体重まで耳つぼでお手伝いいたします。

ダイエット開始時の体型がこちら。
ご自身の健康体重から8kgオーバーなため、ぱっと見ただけでは太っておられるかどうか分かりかねます。

横から見た状態でも見た目はほとんど太っておられるか痩せておられるか分からない状態です。
ですが健康体重よりもオーバーしているようでは、せめて健康体重に少しでも近づけておかれるほうが膝の痛みや腰痛などで悩まされるリスクは減らせます。
健康体重とは、
身長(m)×身長(m)×22
という計算式で出すことができます。
これをBMI法と言います。
以前は身長から100cm引いてから0.9をかけた数値いわゆるブローカ法が用いられていましたが、
『じゃあ身長1m以下の子供の健康体重どうなるの?』
という疑問が生じるためいまはBMI指数で計算するようになっています。
例えば自分自身の身長で計算てみると、身長176cmのため
1.76×1.76×22=68.1kg
となります。
『え~、そんなんめっちゃ太ってるやん』
とスリムな女性からは言われそうですが、最近はスリムにダイエットに成功されている女性芸能人の方もメディアを賑わせていますが、健康体重では満足されない方もここ最近はいらっしゃいます。
そこでもう一つ美容体重の計算は今度は19という数字をかけると表されます。
1.76×1.76×19=58.8kg
となります。
ですので身長176cmの自分がダイエットするうえで健康面や美容面を損なわずに取り組める範囲が58.8kg~68.1kgの範囲内ということです。
関西学院大学体育会ボクシング部時代に3試合ほどフェザー級(54kg超57kg以下)という階級で試合に臨んだことがあったため、あの当時は不健康そうな顔つきをしていたようで、減量中学校からの帰りに阪急電車の甲東園という駅から西宮北口という駅まで2駅しかないにも関わらず、つり革を持って立っていたら目の前に座っておられた杖を持ったご高齢の方に
『よかったら席どうぞ』
と席を譲られたことがありました。
余程辛そうな顔つきをしていたのだと思うとゾッとします。
ですので、ダイエットをする上で重要となってくるのは、健康体重と美容体重の間を目指して取り組むのが健康面においても美容面においても理想的な体型を保つことができるでしょう。
初回耳つぼ施術後、3日して2回目来院された時点で既に1.2kgのダイエットに成功されていたため、あとは継続して8kgのダイエットに成功されるまでしっかりとお手伝いいたします。
ダイエットをする上で最も大切なことは『動機』
これがなければただただ痩せたいというだけで、成功することは困難です。
例えて言うと
『旅行に行きたい。いつかきっとどこかに』
と言っているようなもので、いつどこに旅行に行きたいのかがはっきりしていないと絶対に行動に移しません。
『足腰の健康のためにダイエットしたい』
『9号サイズの服が着れるようになりたい』
『出産前のスリムな身体を取り戻したい』
などのはっきりとした動機があってこそダイエットも成功につながります。
はっきりとした動機があれば、あとは栄養面の管理と食事量さえきちんとバランスよく食べて適度な運動量があれば自ずと適正範囲内の体重までダイエットは成功するはずです。
医師から痩せるように言われた方、健康体重を明らかにオーバーしている方は今一度ご自身の体の健康を見直してみてはいかが?