脊柱管狭窄症の疑いと骨盤の痛み

大阪府貝塚市の中央商店街内にある

今回は泉南郡熊取町からお越しの方についてお話しますね。
畑仕事で屈んでいることが多くて、だんだんと骨盤あたりが痛くなってきた
とのこと。

ご家族が来院されており、あまりにも痛みが辛そうだからとご紹介により来院されました。
症状として歩行時痛あり、夜間痛ありで日中はおろか夜間就寝中も痛みで寝返りの度に股関節あたりに痛みが出るため、何とかして欲しいと藁をもすがる思いで来院されました。

診てみると、


立位でまっすぐに立てない状態。
当院に来院されるまでに、整形外科を数軒受診し、脊柱管狭窄症の疑いがあるということで市民病院クラスでのMRI検査を勧められ、検査を依頼したものの、検査中ベッドに寝る体勢があまりにも辛く、検査もできないほどの痛みがあったため、結局MRIによる脊柱管狭窄症という診断にまでは至らなかったものの、脊柱管狭窄症による症状の一つとして『間欠性跛行(かんけつせいはこう)』があるということで、病院の先生からは『おそらく脊柱管狭窄症だからひどい場合は手術となります』という一言に恐怖を感じ、と湿布を処方してもらい、リハビリルームでの筋トレストレッチをしながら半年以上が経過しました。

そして当院に来院されましたが、当院でも病院同様、検査しようとして腹臥位や仰臥位になってもらおうとしても全然寝られないため、結局一番症状が出ない側臥位いわゆる横向きで寝てもらい骨盤を調整しました。

痛みを長期に渡って我慢されていると、症状解消までの時間も回数も当然かかってきます。
ちょっとしたコリやだるさなどの自覚症状が出ている時点で、相当骨盤背骨の歪みは出てきています。
ですので、
『ちょっとした痛みくらい』
と安易に考えず、すぐに整体骨盤矯正などをして、身体の本来の治す力つまり自然治癒力を高めることを生活の中に取り入れることも必要でしょう。