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整体で解決!ストレスが引き起こすレイノー現象を改善

2026/01/26
ブログ

冬場は指先の冷えからしもやけやあかぎれを生じる方もいらっしゃいます。当院でも冷え性対策には力を注いでいますが、特に手足の先が冷える方にとっては温浴がオススメ。

今回は手のレイノー現象についてお話したいと思います。

1. 身体からのSOS!レイノー現象とストレスの密接な関係

レイノー現象は、手足の指先の小動脈が寒冷刺激や精神的ストレスによって過剰に収縮し、一時的に血流が阻害されることで生じる現象です。指先の皮膚の色調が白、紫(チアノーゼ)、赤へと段階的に変化するのが特徴で、冷感やしびれ、痛みを伴うこともあります。


レイノー現象の段階的な変化

レイノー現象は、主に以下の3段階の色調変化を示します。

白色相: 血管が収縮し血流が途絶えることで、指が白っぽくなります。

紫色相(チアノーゼ相): 酸素が不足した血液が滞留することで、指が紫色になります。

赤色相: 血流が再開し、血管が拡張することで指が赤くなります。

これらの色調変化は、手足の指だけでなく、まれに他の部位にも生じることがあります。通常、指の2本から4本の指に見られることが多いとされています。


レイノー現象の原因と分類

レイノー現象は、原因の有無によって「レイノー病(一次性レイノー現象)」と「レイノー症候群(二次性レイノー現象)」の2つに大きく分けられます。

①レイノー病(一次性レイノー現象)

特徴:特定の基礎疾患がなく発症するタイプで、明らかな原因が特定できない場合に診断されます。

発生要因:30歳以下の女性に多く見られ、比較的重篤な合併症を伴うことは少なく、予後も良好とされることが多いです。


②レイノー症候群(二次性レイノー現象)

特徴:何らかの基礎疾患が原因となって引き起こされるタイプです。この場合、基礎疾患の治療が重要になります。

主な原因疾患:

膠原病: 全身性強皮症、全身性エリテマトーデス、混合性結合組織病、関節リウマチなど。特に全身性強皮症の患者では高頻度に見られます。

血管疾患: 血栓症、動脈硬化、閉塞性動脈硬化症、バージャー病(閉塞性血栓性血管炎)、血管炎など。

神経や血管の圧迫: 胸郭出口症候群や手根管症候群など、神経や血管が圧迫される場合。

血液疾患: 寒冷凝集素症、クリオグロブリン血症など。

薬剤性: β遮断薬、エルゴタミン、シスプラチン、ニコチン、コカイン、避妊薬など、血管を収縮させる特定の薬物も原因となることがあります。

職業性要因: 振動工具の反復使用、タイピング、ピアノ演奏など、指先に反復的な刺激が加わる職業に多いとされます。

その他の全身疾患: 甲状腺機能低下症、一部のがん、線維筋痛症、凍瘡など。


ストレスとの関係性


精神的なストレスや緊張も、レイノー現象の誘因の一つとして知られています。ストレスを感じると、自律神経系(特に交感神経)が刺激され、手足の末梢血管が収縮することで、血行障害が悪化すると考えられています。

レイノー病と診断された方のうち、約13%が後に膠原病と診断されるケースもあるため、指先の色の変化に気づいたら、リウマチ科や循環器内科を受診して、適切な診断を受けることが推奨されます。


2. 整体が導く改善への道:血流と自律神経の整え方

レイノー現象の改善には、ただ症状を抑えるだけでなく、その背景にある「血流の悪さ」や「自律神経の乱れ」に根本から働きかけることが重要です。整体は、これらの問題に対して、身体の構造と機能の両面からアプローチし、自然治癒力を高めることを目的としています。

身体の歪みを整え、血流をスムーズに

私たちの身体は、骨格や筋肉のバランスが崩れると、血管や神経が圧迫されやすくなります。特に、長時間のデスクワークや不適切な姿勢は、首、肩、背骨、骨盤といった体幹部分に歪みを生じさせ、血流の滞りを招く大きな要因となります。

骨格の調整:整体では、まず全身の骨格のバランスをチェックし、ズレや歪みを丁寧に調整します。これにより、血液やリンパ液の流れを妨げていた圧迫が解消され、指先まで酸素や栄養がしっかりと届くようになります。

筋肉の緊張緩和:硬くなった筋肉は血管を締め付け、血流を悪化させます。整体の手技によって筋肉の深い部分の緊張をほぐし、柔軟性を高めることで、血管が本来の働きを取り戻し、血流がスムーズになります。


自律神経のバランスを整え、身体の調和を取り戻す

レイノー現象と密接に関わる自律神経は、私たちの意思とは関係なく、内臓の働きや血圧、体温などをコントロールしています。ストレスや疲労によって自律神経が乱れると、血管の収縮・拡張がうまくいかなくなり、レイノー現象のような症状を引き起こしやすくなります。

神経へのアプローチ:整体は、背骨の歪みを整えることで、脊髄から枝分かれしている自律神経への圧迫を解放します。神経の伝達がスムーズになることで、自律神経のバランスが整いやすくなります。

深部のリラクゼーション:心地よい整体の刺激は、副交感神経を優位にし、心身のリラックスを促します。これにより、ストレスによって過剰に働いていた交感神経の興奮が鎮まり、血管の過剰な収縮を抑える効果が期待できます。

整体は、単に痛みを和らげるだけでなく、身体全体の調和を取り戻すことで、レイノー現象の根本的な改善を目指します。定期的なケアを通じて、身体が本来持っている「自己回復力」を高め、冷えやストレスに負けない健康な状態へと導いてくれるでしょう。


3. 今日から始めるセルフケア:整体効果を持続させる日常生活の工夫

整体で身体のバランスを整え、血流や自律神経が整ったとしても、日々の生活習慣が乱れていれば、せっかく得られた効果も薄れてしまうかもしれません。整体の効果を長持ちさせ、レイノー現象の改善をより確かなものにするためには、ご自宅でできるセルフケアの継続が大切です。

身体を冷やさない工夫と血行促進

レイノー現象の誘因となる「冷え」対策は、何よりも重要です。

徹底した保温

手足の保温:厚手の靴下や手袋、アームウォーマーなどを活用し、指先を冷やさないようにしましょう。就寝時も冷えやすい方は手袋を着用するのも効果的です。

首・肩・お腹の保温:首や肩、お腹には太い血管が集まっており、ここを温めることで全身の血流改善につながります。マフラーや腹巻きなども積極的に使いましょう。

冷たい飲み物を避ける:特に冬場や冷房の効いた部屋では、温かい飲み物を選び、体の内側から冷やさないように意識しましょう。


適度な運動とストレッチ

全身運動:ウォーキングや軽いジョギングなど、全身を動かす運動は血行促進に繋がります。無理のない範囲で毎日継続しましょう。

指先のエクササイズ:グーパー運動や指を一本ずつゆっくり開いたり閉じたりする運動は、指先の血流を改善します。

ストレッチ:肩甲骨周りや股関節周りの簡単なストレッチは、全身の血流を良くし、筋肉の緊張を和らげます。整体で教わったストレッチを実践するのも良いでしょう。


ストレスマネジメントとリラックスの習慣

ストレスはレイノー現象を悪化させる大きな要因です。意識的にリラックスする時間を作りましょう。

質の良い睡眠:十分な睡眠は、自律神経のバランスを整え、ストレスを軽減します。快適な寝具を選び、寝る前のスマートフォン操作は控えるなど、睡眠環境を整えましょう。

入浴習慣:シャワーだけでなく、湯船にゆっくり浸かることで、全身の血行が促進され、リラックス効果も高まります。お風呂の温度は38〜40℃程度のぬるめのお湯がおすすめです。

深呼吸:ストレスを感じた時や、自律神経が乱れていると感じた時に、ゆっくりと深呼吸をすることで、副交感神経が優位になりやすくなります。腹式呼吸を意識してみましょう。

趣味や楽しみの時間:心から楽しめる時間を持つことは、ストレス解消に繋がります。没頭できる趣味を見つけたり、友人や家族と過ごす時間を大切にしたりしましょう。


食生活と水分補給

身体の内側からのケアも大切です。

バランスの取れた食事:体を温める食材(根菜類、生姜など)を積極的に摂り、ビタミンE(ナッツ類、かぼちゃなど)や鉄分(レバー、ほうれん草など)など、血行促進や貧血予防に役立つ栄養素を意識しましょう。

十分な水分補給:水分不足は血流の悪化に繋がります。こまめに常温のお水やお茶を飲むことを心がけましょう。

整体での施術効果は、日々のセルフケアによってさらに高まり、持続します。無理なく続けられる工夫を見つけて、快適な毎日を送りましょう。