ゴールデンウィーク期間中は皆さんゆっくりとできたでしょうか?
とうとうコロちゃん騒動も2類相当と言われていたのが、ゴールデンウィーク明けから5類に分類が変更されましたね。
去年や一昨年のゴールデンウィーク期間よりも今年のほうがはるかにコロちゃんによる感染者数も亡くなられる方の数も多いため、
「えっ、今のタイミングで5類に落としてええん??」
という疑問や
「それやったらとっくに5類になんでせんかったねん???」
などという疑問が沸々と湧いてきますが、とにかく季節性インフルエンザと同等の扱いとなるため、今後は発熱症状があっても普通に町医者レベルで診察してもらえるようになるはずですが、そうなると昨年まで大騒ぎしていた「医療崩壊」って結局は診てもらえる病院をあまりにも絞り過ぎた愚策だったのではないかと勘ぐってしまいかねません。
「とにかく騒動前にもどりましょう」
と言ったところで依然マスクを外すことに恐怖心を抱いていたり、羞恥心を抱いている方が多く見受けられるため、当院は騒動前からと同様、
「着けるも外すもお好きにどうぞ」
のスタンスで今後も対応いたします。
ですが、受付に設置していた手指消毒はまた今後インフルなどパンデミック時には設置して皆さんが安心してご利用頂ける工夫はいたしますが、そうでない時は平常通りに消毒設備は施術者である自分が感染経路とならないよう徹底することと、終了後のベッドや待合などのエリアを受付が消毒する程度で十分であると判断し、設置しておりません。
長期的な連休などの後に腰痛の方が増加する一番の理由は、
「休みの間ゴロゴロと寝すぎた」
というものが当院でも最も多く耳にします。
連休中、どこへ行っても混雑しているから家でゆっくりしていたほうが疲れが取れると思ってゴロゴロしすぎて逆に腰痛が悪化するというケース。
長時間寝続けることも腰痛を引き起こすきっかけとなります。
ぎっくり腰を患われている方にするアドバイスの一つに
「動けるのであればゆっくりでも良いから寝転がってばかりせずに適度に動いているほうが治りは早いですよ」
というもの。
もちろんぎっくり腰と初期症状が良く似ている圧迫骨折などの腰痛では絶対安静レベルのものもあったりします。
ですが休みの間ゴロゴロと寝転んでばかりで腰痛がひどくなったというケースは良くある話です。
次に多いのが、
「バーベキューしていて長いこと座り心地の悪い椅子に座っていたから翌日から腰が激痛」
という声もよく聞きます。
家族ぐるみでバーベキューなどの際に最も多く用いられるのがなぜか「座り心地の悪い折りたたみ椅子」
しかも自分で用意した椅子ならともかく、お友達がせっかく用意してくれた椅子だからということで、腰が痛いのを我慢しながら長時間座りっぱなしで翌日に腰の痛みがひどいと言う方もよく聞く話です。
イレギュラーな出来事がきっかけで腰痛を患う方が多いのが長期連休で生じやすい体の不調の一つでもあります。
そして、腰痛が辛いとここ最近はインターネットの普及と同時にコロナの影響もあってか人とのコミュニケーションが控えめになりがちなため、まずはパソコンやスマホで
「腰痛 貝塚 整体」
とか、
「腰痛改善 貝塚市 整骨院」
などと検索される方が多いです。
「腰痛」というキーワードと「整体」というキーワードを組み合わせて検索される方はともかく、「腰痛」と「整骨院」や「接骨院」を組み合わせる方もそれなりにいらっしゃるということは、整骨院や接骨院では腰痛を治療してもらえる場所という認知度はとても一般的に知れ渡っているからでしょう。
当院はおかげさまでここ最近はご紹介で来院される方が最も多く、当院をご紹介頂ける際の口コミとしてよく言って頂ける言葉として
「健康保険は利かへんけど、保険で安くても電気当ててマッサージするだけの整骨院とは全然ちゃうで」
とか、
「無理矢理捻ってボキボキされたり強く揉まれて翌日筋肉痛みたいに揉み返しで動かれへんってことないから安心やで」
とか、
「こんなソフトな整体で腰痛良くなるん?ってくらいソフトやけど腰痛めっちゃ良くなってるねん」
などというようなフレーズを使ってお友達やご家族ご親戚をご紹介頂けるケースが最も多いです。
そのためご紹介で来院される方は、よほどのことがない限り当院のホームページや口コミ欄などを隅々までご覧になられ、ご自身の症状と同じような方がいるかどうか確認した上で、1回の施術が5,000円で健康保険が使えないということも、長時間全身隈なくマッサージをしてもらえるリラクゼーションのためのもみほぐし屋さんなどでもなく、かと言って短時間・短期間で長年の腰痛が1回2回であっという間に治ってしまうような不思議な神業でもないことをご承知の上で来院して頂いております。
どちらかと言うと、来院初期のころは酷い坐骨神経痛を伴う腰痛だったり、整形外科などの病院で「椎間板ヘルニア」とか「脊柱管狭窄症」という診断を受け、歩くこともままならないレベルの腰下肢痛から徐々に解消されてきて、再発予防や悪化防止のための定期的なメンテナンスとして整体を受けて頂いている方が大半となります。
一方、インターネットなどで検索されてお問い合わせ頂く方に比較的多いのが、
「近くの整骨院で調べたら一番最初に電話番号が出てきたから」
というケース。
このケースの方は、
「整骨院イコール健康保険が使えるところ」
という認識が強く、当院のホームページをご覧になられたとおっしゃる割には
「ところで料金って初回いくらですか?」
とか、
「保険使えますよね?」
などというご質問を頂くケースが非常に多いです。
飛び込みで当院に来院されるケースでも、受付で健康保険証をご提示され、
「今からいけますか?」
と安易に来院されることが最も多いです。
「当院では健康保険を使った施術はご提供しておりませんので完全自費・完全予約制となります。交通事故と労働災害によるケガは保険を取り扱っております。そもそも整骨院・接骨院では骨折や脱臼の応急処置や打撲や捻挫などのケガの処置に健康保険を使った治療を受けて頂くことができますが、今日はどうされましたか?」
とお伺いすると、
「いや、ケガちゃうねん。腰痛なんやけど保険使われへんのやったらやめときます」
とおっしゃられて出て行かれるケースが飛び込みで来院される方のほぼ全員に当てはまります。
ということは、整骨院・接骨院は整形外科や整体院などという場と同じく、腰痛を何らかの手段を用いて解消してもらえる治療の場という認識はあるものの、どんな症状であれ健康保険が使えるものと誤認されている方が非常に多いことが伺えます。
まだまだ整骨院の健康保険診療に対する認知度は低すぎます。
貝塚市だけでなく日本全国の整骨院が健康保険に対する認識を改めて受診される皆さんに周知徹底しない限り、いつまで経っても
「整骨院は慢性的な腰痛でも肩こりでも健康保険が使えて安いところ」
という誤認が拭える日は程遠いでしょう。