貝塚駅前のスッキリ整骨院です。
昨日は岸和田だんじり祭りの試験曳きだったのではないでしょうか?
とても天気もよく、大変暑かったため、熱中症など、また怪我などなく無事に試験曳き済まされたかと思います。
我が家はここ最近ハマっている『アルプス登山』のためにそろそろ予行練習(我が家でいう試験曳きみたいなもの)に金剛山へ登ってきました。
山頂に10時過ぎでしたが、あまりの暑さで登山者はそれほどいませんでした。
PLの塔が小さく見えていましたが、富田林方面も快晴で山頂はとてもきれいでした。
さて、岸和田だんじり祭りにちなんで、今回は岸和田市からお越しの方についてお話しますね。
『ここ最近腰痛がひどくてぎっくり腰になりそう。それからというもの、肩こりがひどいとか、肩が五十肩のように痛いとかは全然ないけど、バンザイしても上がらない』
とのこと。
特別これといったことをしたわけでもないけれども、腰痛がひどくなったり、ぎっくり腰になってしまったりすることがあります。
特に夏の暑さで身体が冷え過ぎたことがきっかけとなって症状発症に繋がることもありますので、これからの季節は注意する必要があります。
早速身体の状態を検査確認をしてみると、
このように仰臥位で腕が45度程度しか上がらない状態となっています。
理想は腕がまっすぐベッドまで着くくらいの可動域があるくらいまで上がることです。
肩こりや四十肩・五十肩などの症状を伴っていなくても、この状態で日常生活を送っていると、やがてどこかの段階で急に肩や首が痛くなってしまったり、肩こりがひどくなってしまったりしてしまいます。
こちらの岸和田からお越しの方の主訴は『腰痛』
ですが、腰が痛いからと、腰に低周波や干渉波などの電気を当てたり、腰にマッサージをしたり、ローラーベッドで腰をゴロゴロ揉んでもらったり、腰を牽引したり、を毎日のように続けても
『腰がええ気持ち』
という感覚は得られても、腰痛はなかなか解消されません。
当院には、身体の痛みや不調を解消するため、また根本改善を目指した整体によって健康をサポートするため、効率の良さに重きを置いているため、機械類はほぼ置いていません。
一般的に整骨院・接骨院と聞くと、低周波や干渉波などの電気治療器をはじめ、ローラーベッド、メドマー(足を圧迫してむくみを解消する機器)牽引器、ホットパックなどの機械類がたくさん設置されていて、通院すると受付が院内に案内してくれて、これらの機器を腰痛や肩こりを起こしている患部に当ててくれたりして、その後先生がやってきてマッサージしたりボキボキと鳴らしたり湿布やテーピングをして終了、というのが通常の流れです。
ですが、当院に設置している機器類は、まずヘルストロン。
当院は『完全予約制』のため、基本的には待ち時間はゼロです。
ですが、あまりご予約時間にギリギリまたは遅れて来院されますと、次のご予約の方にご迷惑となってしまったり、施術に時間を費やすことができなくなってしまったりするため、皆さんには少々時間に余裕を持って予約時間の5~10分前を目安にお越し頂いています。
皆さんの貴重なお時間を頂戴してご協力頂いているため、せっかくお待ち頂くのであればと思い、ただ座ってお待ち頂くより通電しながら気軽に座って身体のケアをサポートできるようにしております。
ヘルスロトンについては自分でも体感済みのため、自分が試してみて
『おっ、これいいね』
と思ったものは機器としてもご提供しております。
ですがあくまで施術の一環としてご利用いただいているため、ご希望でない方は待合でお待ち頂き、ご予約の時間になりましたらご案内するというシステムです。
また、時々いらっしゃいますが、整体などの施術を受けることは希望されないけれど、ヘルストロンのみご希望される方もいらっしゃいます。
その際も必ず予約制となっており、10分~30分までのお時間とさせて頂いております。
あと、設置している機器としては、手足を浸ける『温浴』と、顔だけ出した状態で全身スッポリと入って身体全体から汗を出す『遠赤外線サウナ』ドーム状になっているため、『ドーム』とおっしゃる方もあります。
これが温浴。中にオンセンスという身体を芯から温めてくれる入浴剤を投入しているため、手足が冷える方やむくみが気になる方などにオススメです。
こちらが遠赤外線サウナ。
顔だけ出しているため、のぼせる心配はありません。
ですが、閉所恐怖症の方が過去にご利用になられた際、恐怖を感じたとのことですので、そのような方はご利用はなさらないほうが良いかも知れません。
冷え性、手足のむくみ、低体温症、汗をかかない、運動が苦手、デトックス、ダイエットが気になる方などにご利用頂いています。
これらの機器類はあくまで補助的なもので、メインはSPB療法です。
もちろん、ヘルストロン・温浴・ドームのみのご利用の方も全然いらっしゃいますし、耳つぼダイエットのみで来院される方も当然いらっしゃいますが、ほとんどの方はSPB療法を併用でご利用になられている方のほうが多いです。
施術を一本化しているには理由があって、『肩こり用の整体』とか『腰痛専門の整体』と身体の一部だけで人間は構成されていないから、肩こりであろうが、腰痛であろうが、坐骨神経痛であろうが、足底筋膜炎だろうが身体の不調を解消するためには、人間の本来持っている『自然治癒力を高める』ということがSPB療法だけでなく、様々な整体や電気治療器などの本来の目的であるからです。
当然、施術内容は個人個人のお体の状態に合わせることはもちろんですが。
そのため、整体技術の向上に日々努めているのはもちろんのことですが、施術に入る前に一体身体のどこに原因があって症状が引き起こされているのかを正確に把握するために、『検査』に重点を置いています。
決して『腰痛』があるからといって、腰周辺だけを検査確認するのではなく、肩関節の可動域も当然検査しておかなければなりません。
こちらの岸和田からお越しの方も、肩関節そのものには痛みや肩こりなどの症状は全くではありませんが、それほど訴えておられる訳ではないのですが、これだけ可動域が狭くなっている状態で日々生活されていると、肩の可動域の不足を腰周辺の筋肉が補うため、余計に腰痛が解消されないということになりかねません。
ですので、肩関節の可動域を取り戻すことも腰痛を解消する上ではとても重要となります。
20分の間で問診・検査・説明・施術・施術後確認・アドバイスまでをご提供しています。
あまり長時間ベッドで腹臥位や仰臥位でずっと寝続けることも時間がもったいないため、効率よく効果的に施術をご提供しております。
施術後確認してみると、
ここまで可動域を取り戻されて整体終了。
ここまで肩関節の可動範囲を広げるために、
『さぞかし肩をグイグイと動かすんだろうな』
と思われるかも知れませんが、硬くなっている肩関節そのものは一切触っていません。
背骨や骨盤を矯正することによって肩関節の可動域が改善されているということは、それだけでも肩こりや五十肩などの肩周辺のトラブルを未然に防ぐことにつながります。
肩こりがあるから肩をマッサージ
五十肩だから肩の関節をゴリゴリと痛みをがまんして回す
だけだと、結果を生じている部位のみに囚われてしまい、肝心の原因となっている場所を見逃してしまいかねません。
ですので身体全体のバランスが整ってきてはじめて腰痛も解消されてくることでしょう。