開業して18年目、貝塚市で14年目

2005年1月18日に地元泉南市で大西整骨院として開業し、その後2009年3月9日にここ貝塚市へ「スッキリ整骨院」と名称変更して移転オープンしてから早14年が経ちました。
毎年のように開業記念日をお祝いして下さる貝塚市からお越しの方とそのご紹介で泉佐野市からお越しになられているお母様から頂いた観葉植物。

とても珍しく見たことも聞いたこともない植物ですが、名前が分かりにくいためお花屋さんがネームを入れてくれたそうです。


スパティフィラムというのが植物の名称だそうで、ドミノというのが斑が入っているものを指すそうです。
お花も咲くそうで、まだ花が咲く時期ではないそうですが、今後きれいな花が咲くように上手に育てたいと思います。

今振り返れば、大学を卒業する時には今のような整骨院を自分で開業しているなどと思ってもいませんでした。一応大学まで進学させてもらったため、なんとなく一般企業へ就職するものだと思い、どうせ就職するなら父親のコネではなくアンチコネで同業他社いわゆるライバル会社に就職したのが1999年。

東京に本社を置く非鉄金属メーカーでしたが、最初に配属されたのが秋田県。
大阪から出てきた自分にとってはあまりにも過酷な寒さといつまで経っても聞き取れないズーズー弁。

当時は朝の6時30分には現場に到着していなければならず、会社の社員寮に入っていましたが朝食タイムが6時30分からということでまともに朝食を摂ることもできず、昼食は寮で朝から握ったおにぎりを二個握って持っていってカップラーメンと共に口に入れ、夜だけまともな食事を寮で食べるという生活を送っていたため、気がつけばあれだけフェザー級(57kg以下)に減量することが苦痛だった学生時代の体重をいとも簡単に落とすことができ、秋田県から退職して大阪に帰ってくる頃には体重が56kg程度まで落ちてすっかり栄養失調状態での単身生活でした。今はそこから10kgほど増量し、主戦場としていたライト級(60kg以下)すら程遠いまでとなりましたが・・・。

自己都合で退職するはずでしたが、たまたま会社が不景気によりリストラをするということも重なり、就職一年生で見事に社会人として挫折して逃げ帰ってきました。
ただ、退職する際に会社の先輩から言われたことが、
やりたいことがあるなら辞めたらいいけど、やりたいこともないのに辞めたら行き場を失うよ
と言われ、今までの自分自身のスポーツによるケガによって、整骨院整体院鍼灸院カイロプラクティック院など様々な治療院を渡り歩いてきた経験から、自分自身が腰痛などの体の不調で悩んでおられる方の役に立てないかと思い、この業界に飛び込みました。

はじめてお世話になったのが羽曳野市にある整骨院で、当時一日120名以上の方が来院される整骨院で修行をさせてもらい、今でもその当時に学んだ経験が活かされています。
活かされている」とは言っても、その当時学んだマッサージや背骨をボキボキと鳴らすような施術は現段階では一切取り入れておりません。
というのは、
これだけ毎日強い力でギュウギュウと揉んでも叩いてもボキボキとしても来院される顔ぶれが毎日ほとんど同じで「改善」や「緩和」「解消」というような体の状態とは程遠いのではないか?
と疑問に感じ、腰痛肩こりマッサージ筋肉をほぐしたりしてもボキボキ鳴らしたりしてもその時はスッキリして気持ちが良くなってもその場しのぎにしかならないことに気がつき、ただ、だからと言ってそれ以外の手技・技術を習得したいと思ってもなかなか雇われている身分では困難だったため、いっそのこと自分で開業しながら技術をバージョンアップするしかないと思い、2005年1月18日に地元泉南市で開業しました。

開業した当初は当然マッサージで揉んでみたりボキボキと背骨を鳴らしてみたりというのがスタートでしたが、その後様々な技術を習得するうちに今に至っております。
今ご提供している施術は「反射」というものを利用して極力体に負荷をかけないようにしながら体のバランスを整えて腰痛肩こりなどの体の不調を解消するお手伝いをしております。

おかげさまで、毎日施術していてよく言われる言葉に
スッキリさん通いだしてからぎっくり腰にならなくなった
あれだけ寝違いひどかったのがほとんど気にならなくなった
あれだけ近所の整骨院に毎日のように通っても改善されない腰痛だったのが、スッキリさんに来てから月に1回程度でも全然保っていられる
というように、ひどい痛みや不調で悩まされ続けることが格段と減ったと喜んで頂けることがとても多くなりました。

この言葉を聞くたびに「治療」よりも「予防」がいかに大切かということを思い知らされます。

体の痛みや不調を感じておられる時点で、まずはその不調を取り除くことが大切となりますので治療が必要となります。
そして要治療時期から脱することができるようになったら、今度は悪化しないように、または再発しないように予防することに意識をむけることが大切です。

当院では要治療時期の方には、初期の段階では1週間に2回~3回程度の通院を促します。
そして症状が安定してきてはじめて1週間に1回~2回程度に切り替えます。
さらに症状が解消されてきて、自覚症状がほとんど気にならない程度にまで改善されてきてはじめて「予防」のために一か月に1回~2回程度の体の定期的なメンテナンスに取り組んで頂いております。
なぜなら、一度痛めてしまった腰や肩は要治療でなくなったとしても放っておくと再発することが往々にしてあるからです。
酷くなってからまた治療に取り掛かることを考えると、体の不調がそれほどない状態であっても定期的なメンテナンスに取り組んで頂いているほうが、例え痛くなってもすぐに解消方向へ向かってくれますし、はるかに少ない回数で不調を解消できる確率があがるため、定期的なメンテナンスをおススメしております。

整骨院は腰痛や肩こりを揉んでくれるところ

整骨院は背骨をボキボキとするところ

などという偏見をお持ちの方はそんな整骨院だけではないということを知ってもらえたらありがたいです。