シェディング(伝播)は果たして陰謀論か?

世間を賑わせている10月からはじまる全く新しいタイプの注射の招待状が高齢者を中心に届いているそうですね。
先日貝塚市から来院された高齢者の方から、
そういえば招待状届いてたけど、もう二度と撃たない
という声が聞こえてきました。
あれだけ何回も撃ったのに結局2回罹ったし、40度近く熱も出たし、撃ってもしんどいし、罹ってもしんどいし
とのこと。
意外と複数回撃っている方のほうが複数回罹っているとよく耳にするため、早く厚労省は効果のほどを実証する義務があるかと思いますが、やらないでしょうね。

ところでその招待状には自己負担いくらくらいって書いてましたか?
とお伺いしたところ不明だったため、インターネット上での情報で確認してみると、国が1回あたり8,300円を各自治体に助成し、最大7,000円の自己負担で撃つことができるとのことです。

定期接種の対象としては、
①65歳以上の高齢者
②60歳から64歳で重症化リスクの高い人
と書かれており、それ以外の方は任意となるため、原則として全額自己負担となるとのことです。
ということは、全額自己負担の場合は8,300円+7,000円が1回当たりの価格ということでしょうか?

当院に来院されている上記①②の方に複数人抜き打ちでアンケートを取っていますが、現時点では
7,000円も自分で払ってまでして撃たない
という声がほぼ全員の回答となっております。
インフルと同じく1,000円で撃てる招待状みたいなの配られてきたらどうします?
と質問すると、心が揺らぐ方が半数でもう半数はそれでも「撃たない」という回答が返ってきます。

じゃあ、貝塚のつげさんポイント5,000円分とか、さのぽ5,000円分とかポイントもらえるなら撃ちます?
と質問すると、まあまあな人数が
じゃあ撃とうかな
という声が返ってきます。
なんともゲンキンな話ですね。

ところで政府は、インフルでもコロちゃんでもない単なる風邪レベルまでも5類感染症へ引き上げるということを言い出しましたが、これってもしかしてこの本に書かれているようなことが10月以降起きるからなのかと疑ってしまうのは自分だけでしょうか?


ワクワクキャンペーンで撃ってもらった人の体内から出る汗や便、呼気などから酸化グラフェンスパイクタンパクなどが排出(shed)され、それを吸い込むことで伝播(シェディング)というものが起こるというものだそうです。
にわかに陰謀論と片付けられてしまわれそうな内容ですが、あながち起きてもおかしくはない気がします。

というのも、以前癌を患った方から聞いた言葉に、
抗がん剤をしている時は、自宅のトイレでおしっこする時は立ちションせずに座ってして下さい。そして便を流す時には必ず蓋を閉めてから流して下さいって看護師さんに言われた
というのを思い出しました。
この言葉の意図するところは、
抗がん剤をした後は、抗がん剤の成分が便の中に含まれているから、健常者がその飛沫物を吸い込むと体に良くないから
ということでしょう。

ということは同様のことが10月からはじまるワクワクキャンペーンでも起こるとなると、シェディングによって訳わからん風邪症状の人があちこちで出回る可能性もあるということです。
ここでもう一つ気になったのが、コロちゃんが流行っていた数年間のインフルちゃんにかかる方が異様に少なかったことです。
当初は「ウイルス競合」と言って、類似した風邪症状を引き起こすインフルとコロちゃんで、強いほうのウイルスが勝ち残って、弱いほうは淘汰されるということを専門家が言っていたため、その考え方が一番妥当なのだろうと思っていましたが、
もしかして、みんなインフルどころではなかったから、あまりインフルのワクワクキャンペーンには参加しなかったからじゃないのか??
ということが頭をよぎりました。

ですので、2019年コロちゃん騒動が日本で始まる前年から2023年までのインフルちゃんによるタヒ亡者数の推移を調べてみると、
2019年→3,575人
2020年→954人
2021年→22人
2022年→24人
2023年→1,382人

2021年と2022年が限りなくゼロに近かった状態でした。

これに対してインフルワクワクの使用量の推移を見てみると、
2019年→2,825万回
2020年→3,274万回
2021年→2,597万回
2022年→2,567万回
2023年は今のところデータが不明ですが、2021年と2022年は例年より随分撃った人が少なかったようですし、もしかしたらインフルをコロちゃん扱いにして片付けてしまっていたのではないかとも考えられます。

2019年~2023年までの間にインフルとコロ助を合わせたタヒ亡者数を調べてみると、
2019年→3,575人
2020年→4,422人
2021年→16,806人
2022年→47,662人
2023年→39,462人

インフルやコロ助とはやや異なりますが、肺炎によるタヒ亡者数の推移を見てみると、
2019年→95,518人
2020年→78,450人
2021年→73,194人
2022年→74,013人
2023年→75,749人

肺炎高齢者を中心としたワクワクキャンペーンが行われていますが、それでもこのような結果となっています。
あらゆるワクワクキャンペーンの効果は一体どのような効果があると言えるのでしょう?
感染予防?
重症化予防?
後遺症予防?
クレーム予防?
同調圧力予防?

人は冷静な判断力を失うと、つい恐怖から逃れようとしてメディアを鵜呑みにして行動しがちです。
先日の南海トラフ騒動もそうでしたし、米騒動も今なお起こっていますし、それ以前にはトイレットペーパー騒動もありました。マスク騒動もありました。納豆騒動もありました。

台風が近づいております。
2018年の台風と近いルートを辿っていると報道されていますが、過剰なまでの災害対策をしてまでして物資を買い占めるようなことは控えましょう。
1週間分の水と食糧さえあればなんとか凌げるかと思います。
それ以上復旧に時間がかかるほどの災害であれば、備蓄した物資すらも吹き飛んでしまっていたり、水に流されてしまっていることでしょう。