10月に入ってようやく少し秋らしい気候となりつつありますが、日中はまだまだ暑さ厳しいです。30度を下回るようにはなってきておりますが、まだまだ熱中症などにも気をつけるようにしましょう。
貝塚市めぐりつながりあい事業という名の「貝塚まるっと笑顔フェスタ」がちょっと先の話となりますが開催されるそうです。このようなイベントがあったとは知らなかったです。
■開催の目的
・子育てを応援する取り組みを行う企業、行政、市民一体となって、貝塚市全体で子育てを応援するまちづくりを広める
・子育て中の人が社会から孤立しない子育て支援の拡充
・子育て世代の定住、移住の促進を図る
ということが掲げられております。
■内容
名称:貝塚まるっと笑顔フェスタ
テーマ:子育てするなら貝塚で!
開催日時:2025年1月19日(日) 10時~15時
開催場所:コスモスシアター(〒597-0072 貝塚市畠中1-18-1)
実施内容:協賛企業、店舗による販売、体験ブース
入場料:無料 来場目標:600人(頂いた資料の他ページには500人と書かれていたので、その辺の人数参加を模索されているのでしょう)
子育て支援を14年もの間継続されている「NPO法人えーる」さんが運営されているそうで、子育て中のママさんも当院には産後の骨盤矯正などで来院される方が多数いらっしゃいますので、このようなイベントは出来るだけたくさんの方にシェアしてお時間ある方はぜひ足を運んで頂きたいものです。
当院に産後の骨盤矯正で来院される方で、最も多くみられる体の不調部位として挙げられるのが、
①股関節痛
出産時に骨盤が大きく開き産道を赤ちゃんが出てくるため、出産の痛みは男性には耐えられないとまで言われるほど、人生においてもとても痛みを伴う一大事です。
そのため、妊娠中もしくは産後から股関節周辺に痛みを伴う方が非常に多く見受けられます。
②腰痛
妊娠中はどんどんとお腹が大きくなってくるため、どうしても腰のカーブがきつくなり、それが10ヶ月以上の月日をかけて出産に至るため、産後すぐに腰のカーブが戻るものでもないため、妊娠途中から産後にかけて腰痛を訴えるママさんも多くいらっしゃいます。
③肩こり
抱っこ抱っこの連続で、しかも日々大きくなっていく赤ちゃんを毎日抱っこし続けていると、当然なで肩で巻き肩で猫背になって授乳となると、ひどい肩こりとなっても不思議ではありません。
④手首や指先の腱鞘炎
これも③同様に抱っこの連続で手首や指先に負担がかかりすぎて腱鞘炎となる方も多く見られます。
⑤膝の痛み
これは産後で股関節の硬さに左右差を生じてしまったものの、股関節痛がなかったため、産後しばらく経過してから股関節の硬さが引き金となって膝関節に痛みを訴えるケースが多いです。
⑥尿もれ
恥骨結合部分が大きく離開するため、産後から尿漏れを訴える方もいらっしゃいます。そのため、内転筋を鍛える尿漏れ対策用の体操をアドバイスすることもあります。
⑦うつ
最近は実家から離れて暮らす方が多く、核家族化が進んでいるため、どうしても産前産後の心のケアを受けることができず、精神的に病んでしまい、産後うつになられる方も中にはいらっしゃいます。一人で悩みを抱え込まず、周りのサポートを受けることができる環境に置くことも大切です。
もちろん産前産後で不調を何も訴えない方もありますが、そのような方であっても何か痛みや違和感が出てきてからでは手遅れになるからということで骨盤矯正を希望される方も中にはいらっしゃいます。
産後すぐに骨盤矯正に取り組まれる方は、例え股関節や腰に痛みや違和感があっても、おおよそ1か月~2か月程度もすればほぼ痛みなど解消されているケースがほとんどですが、出産後数年と経過しておりながら痛みや違和感を放置してそのうち治るだろうと高を括っておられる方の症状解消にはやはりかなり時間を要することが多いです。
そうならないためにも、痛みや違和感を感じるようであれば早めに骨盤矯正などによって対処されることをお勧めします。
ここで妊娠中から産後にかけてよくある質問をいくつかピックアップします。
Q:産後の骨盤矯正はいつ頃から受けるのが良いですか?
A:出産後1か月程度は心身ともにまだ安定していないため、産後骨盤矯正を受けるタイミングとしては1か月過ぎたあたりからが良いでしょう。
Q:腰痛が酷いのですが、妊娠中でお腹が大きくなってきてうつ伏せになれないのですが大丈夫ですか?
A:大丈夫です。うつ伏せになれない方はうつ伏せ以外の体勢になってもらって施術しますので安心して下さい。授乳中で胸を圧迫されるのが苦痛な方もお申し出頂けましたらうつ伏せ以外で対応いたします。
Q:赤ちゃんを預かってもらえるところがないのですが、どうしたら良いですか?
A:赤ちゃん連れでも全然大丈夫です。寝かせつけるスペースは確保いたしますし、抱っこが必要であれば受付が抱っこして対応いたします。ベビーカーも入り口に置くことが可能ですので安心して下さい。
Q:骨盤矯正って聞くと痛いイメージがありますが、痛くないですか?
A:骨盤矯正と言っても様々な手法があります。当院ではボキボキしないソフト整体を心がけているため安心して下さい。
このようなご質問を頂くことが多いです。
そして整骨院・整体院業界で最も多い疑問が以下となります。
Q:骨盤矯正と産後の骨盤矯正ってどう違うの?
この疑問は最大の謎です。産後から腰痛を伴っている方が、10年ほど経ってからようやくなんとかしようと取り組む場合は、普通の骨盤矯正を受けたら良いのか?それとも産後の骨盤矯正を受けたら良いのか?そして骨盤矯正と産後骨盤矯正の二つのメニューがあって、なおかつ料金が異なったりするのは一体なぜか?謎は深まるばかりです。
ですので、当院では通常の骨盤矯正であっても、産後の骨盤矯正であっても、腰痛であっても、坐骨神経痛であっても、肩こりであっても、膝関節痛であっても、肘の腱鞘炎であっても、メニューとしては一本化しています。
さらにこのご質問もよく頂きます。
Q:骨盤矯正に健康保険が適用されるの?
整骨院へ産後の骨盤矯正を受けに行ったら、健康保険証の提示を求められ、よく分からない用紙にサインを求められたという声をよく耳にします。不正請求に加担することとなりますのでお気をつけ下さい。そもそも出産は怪我ではないため、出産時に健康保険は適用されません。ですので産後から腰痛や股関節痛があっても、それは怪我ではないため健康保険の適用外となります。
先日もこのようなお問い合わせがありました。
「産後から腰痛がひどくて骨盤矯正受けたいのですが、健康保険は使えますか?」
とのこと。
以前通っていた泉佐野市の整骨院では産後の骨盤矯正に健康保険が適用されたとのことですが、完全に不正請求に加担することとなりますので、施術を提供する側も、施術を受ける側もルールとマナーをきちんと守り、貴重な税金を必要なところに使うことが大切です。
何度も何度もしつこく口酸っぱく言い続けますが、整骨院・接骨院で健康保険が適用されるのは、急性のケガである骨折・脱臼・打撲・捻挫・挫傷の処置を整形外科で診断されていないものが前提として受けることができるものです。
産後の骨盤矯正や仕事柄から生じる腰痛や肩こりには健康保険は適用されません。
どうしても健康保険を使って安く受けたいというのであれば、せめて整形外科を利用し、整骨院は利用しないことです。