歯医者で親知らず抜いてから顎関節症

大阪府貝塚市の中央商店街内にある

今回は泉佐野市からお越しの方についてお話しますね。
歯医者で親知らずを抜いてから顎関節症になった』
とのこと。

顎関節症になるきっかけとして多いのが、

・歯列矯正や虫歯・親知らずなどの歯科治療

・大きく口を開けて食べたり何度もくり返し噛むようなものを食べたとき

・ボクシングなどのコンタクトプレーによる外傷

・頬杖をついたりして顎に負荷をかけ続ける

などがありますが、ここ最近目立つのが姿勢不良による顎関節症

顎関節は体全体の関節の中でも脱臼いわゆる外れやすい関節のうちのひとつです。
この顎関節は開口時には半分脱臼しながら開くため、ただでさえ不安定な関節なのです。
その顎関節が猫背などの姿勢不良によって余計に負担がかかり顎関節症となる方がとても多く見られます。

診てみると、


左が施術前。
このように前傾姿勢が最も楽な状態のため、頭も自ずと下向き加減となります。
このような姿勢が続くと、顎関節症だけでなく、肩こり首痛頭痛などにも繋がりかねません。

そして施術後は身体が前傾姿勢になることが逆に困難な状態になり整体終了。

さらに3日後の施術前に検査確認してみると、


前傾姿勢にやや戻ってきていますが、維持している状態で来院。

施術初期はどうしても悪い姿勢を身体が無意識に覚え込んでいるため、これを解除して正しい姿勢をインプットしなおす必要があります。
正しい姿勢も悪い姿勢もそんなにすぐになるものでもありません。
普段の生活習慣の積み重ねが大切となります。

当院の顎関節症に対する整体は顎関節ばかりを矯正するような整体ではなく、体全体のバランスを見ながら骨盤背骨を整えていきます。
ボキボキしたりぎゅうぎゅう揉んだりほぐしたりマッサージしない整体です。