子供を抱っこしすぎて骨盤がずれた

大阪府貝塚市の中央商店街内にある

今回は貝塚市新町からお越しの方についてお話しますね。
『産後から子供を抱っこすることが多くて、骨盤がずれたのか、お尻から下肢にかけて痛みや痺れがある』
とのこと。

いわゆる坐骨神経痛症状が出ているようですが、産後から骨盤がズレたり、抱っこする機会が多くて骨盤や腰に負担がかかり過ぎたのでしょう。

当院には毎日数名の産後のママさんが骨盤矯正に来院されますが、皆さん育児で大変お疲れだと思います。
ちょっと抱っこ程度ならともかく、一日子どもを抱っこしたり世話をしていると相当疲労が溜まります。

座位で確認してみると、


右に身体が傾いています。
身体にコリや痛みなどの不調があると、どうしても身体は防御反応を示し、歪みを来たします。

仰臥位で確認してみても、


ご自身では精一杯まっすぐに寝ているため、
『まっすぐ寝てみてください』
とお伝えしても、
『えっ、まっすぐになってないですか?』
と逆に質問を返されることが多々あります。

人間はどこまで歪んでいても、立ち直り反射という身体の一種の防衛反応としてまっすぐになっていない体であってもまっすぐと認識してしまい、身体のバランスを保とうとします。

この身体の歪み、骨盤の歪みを正しい状態に認識させなおすのにおおよそ3ヶ月はかかります。
骨盤が歪むと、肩こり腰痛坐骨神経痛などの症状があらわれてきます。
そのため、そういった諸症状を解消していこうとしたら、骨盤や背骨の歪みを解消し、身体全体のバランスを整えることが近道です。