大腰筋の緊張による腰痛

大阪府貝塚市の中央商店街内にある

今回は泉佐野市から来院されている方からのご質問についてお話しますね。
『近所の整骨院へ慢性的な腰痛で通院していたけど、大腰筋が緊張しているから腰が痛くなるんだ』
と言われたとのこと。

大腰筋とは、これ。


読み方は、『だいようきん』です。
大腰筋腸骨筋を合わせて、腸腰筋(ちょうようきん)とも言われます。

この筋肉がついている場所は腰椎から股関節の内側で、作用としては片側ずつ働くと、足を大きく上にあげる動作に使われます。
また、両方の筋肉が働くことで、体幹を支えているとても重要な役割を果たしているのが大腰筋です。

この筋肉が衰えている人を一度は見かけたことがあるかも知れません。


大腰筋が衰えると、体幹を支えることができなくなり、前かがみになり杖をついて歩くような格好が楽になります。
衰えるとまではいかなくても、緊張していたり、弱くなっていると、このようになります。


骨盤を正しいポジションに保つことができなくなるため、反り腰猫背などの姿勢不良の原因となります。
姿勢が悪くなると、当然腰の筋肉にも緊張が継続され、腰痛の原因となります。

ですので、大腰筋はとても重要です。

このような本もあるくらいです。


大腰筋の緊張を取って、健康寿命を延ばしましょう。
って言いたいところですが、ここで質問が出てくるのが
じゃあどうやったら大腰筋の緊張が取れるの?
というもの。

大腰筋はお腹の中にある筋肉のため、基本的には直接触ることは不可能です。
お腹から間接的にアプローチしたり、骨盤と連動している頭蓋骨からアプローチすることによって緊張を取ることは可能です。

大腰筋の緊張を取り除き、腰痛からサヨナラしましょう。