前傾姿勢による腰痛と肩関節の可動制限

大阪府貝塚市の中央商店街内にある

今回は貝塚市二色からお越しの方についてお話しますね。
腰痛がひどく、前傾姿勢になっていて、肩関節の可動制限もある
とのこと。

座位での確認をしてみると、


この姿勢が最も楽に座れるそうです。
かなり前傾姿勢になっている状態。

そして良い姿勢を作ってもらうと、



このように骨盤の真上に頭が乗っているイメージが理想的な姿勢ですが、この状態ですとかなり背中や腰の筋肉に緊張があり、持続することは厳しいようです。

当院の整体の特徴は、1回2回ですぐに劇的に良くなるというものではありませんが、継続することで前傾姿勢のほうがむしろ苦痛に感じたり、足を組むことが楽だった方が足を組むことがなくなったりして、気が付けば楽に正しい姿勢をとることができるようになっているというのが特徴です。

正しい姿勢を取り戻すまでには、早い方で8回程度、体の歪みがかなりある方の場合は15回程度は施術を繰り返す必要があります。

1回でなんとかして欲しい

この要望にお応えしたいところではありますが、残念なことにそんなに人間の身体が簡単には変わりません。
いつも初回問診時に説明しますが、
『100kgの体重の方が1回走っただけで50kgになることってありえますか?』
というご質問を投げかけます。

今までの施術の経験上、急性症状いわゆる整骨院で健康保険の対象となるケガのほうが慢性症状いわゆる肩こり腰痛神経痛などより痛みや不調が解消されるスピードは早いようです。
これは症状が現れるまでの時間に比例しています。

ですので、慢性的な肩こり 腰痛 坐骨神経痛などを解消していくためにはそれなりの施術回数・日数・期間が必要となります。