五十肩と猫背

大阪府貝塚市の中央商店街内にある

今回は貝塚市畠中からお越しの方についてお話しますね。
『以前に五十肩になって、今回2回目の五十肩になって痛みがある』
とのこと。

整形外科レントゲンを撮ってもらい、医師からは
肩関節の間の隙間が狭くなっているため痛みが出ている』
と言われたそうで、リハビリで肩を動かしたりマッサージしてもらったりしてもらったそうですが、なかなか良くならなかったそうです。

横からの座位を確認してみると、


猫背になって肩が前方になり、いわゆる巻き肩となっている状態でした。
五十肩の特徴としては、頭の後ろで髪を束ねたりするような動作つまり結髪動作ができなくなったり、夜中の疼痛がひどくなかなか眠れないのが特徴。

しかも一度痛めた肩は二度と痛めないと勘違いされていらっしゃる方もありますが、再発率も高く、また反対側の肩関節に生じる確率も高くなります。

『今までリハビリで痛い肩をグリグリと動かしたり、痛い肩関節を揉みほぐしたりすることは散々してこられたでしょうから、当院では痛みのある肩関節は触らずに一度取り組んでみましょう』
とご提案してから1ヶ月が経過しますが、肩関節の可動制限や運動時痛は消失し、日常生活動作には全く支障なく過ごされている状態まで回復しました。

症状回復してからは、今後は再発防止に努めることも大切です。