ぎっくり腰の原因となる筋肉は

今回は貝塚市海塚からお越しの方についてお話しますね。

『仕事柄、腰に負担がかかりやすい体勢で仕事しているため、だんだんと腰が痛くなってきて動けなくなった』
とのこと。

病院レントゲンを撮ってもらい、骨に異常などはなく、いわゆる『ぎっくり腰』と言われ、湿布と痛み止めの薬とコルセットをもらい、かれこれ一ヶ月以上治療を続けていたものの痛みが引かず、当院へ来院されました。

検査確認してみると、


これ以上前屈することが困難で、今度伸ばそうとすると戻すときに痛みが走る状態。

ぎっくり腰とは、急性腰痛症のことで、重量物を持ち上げようとした際に生じるものや、くしゃみやささいな動作でも起こる場合があります。
英語では『a strained back』もしくは『lumbago』と言われており、魔女の一撃などとも言われ、こればかりは経験者しか分かりませんが、とにかく腰が痛くて動くことが困難となります。

こちらの方の場合、ぎっくり腰になっている原因に骨の異常はレントゲン上全くなかったため、調べてみるとどうやら『大腰筋』の左右差および異常緊張が原因で痛みを生じているようでした。

大腰筋はこれ。
「大腰筋」の画像検索結果

腸骨筋と合わせて腸腰筋(ちょうようきん)とも言わている筋肉ですが、これは体幹を支える上でもとても重要な役割をしています。
この異常緊張が取れると、



初回の整体でこれだけ前屈できるようになり、施術終了。

2回目来院時で4割程度腰痛が残っているほどで今までの苦痛の1ヶ月からようやく解放され、明るい兆しが見えてきたようです。
前かがみができない、前かがみするのが辛いという方は、当院の施術ですとかなりの確率で初回で身体が楽になることを実感されるかと思います。