貝塚市のスッキリ整骨院です。




今回は貝塚市澤からお越しの方についてお話しますね。
『腰や肩の痛みなどはないけど、産後から骨盤の歪みが気になる』
とのことで来院。
検査確認してみると、

ほぼまっすにに座れている状態ですが、左の坐骨に体重がかかっている状態。
そして腹臥位で足の状態を確認してみると、

右短下肢になっている状態。
左の坐骨に体重がかかっている状態のため、左短下肢になるかと思いきや、右短下肢なためそこは身体のバランスを全体で捉えて下肢長差を整え、骨盤を矯正し、背骨を整え頭を支えることができる状態にまで調整していくSPB療法を開始。
施術は腹臥位⇒座位⇒仰臥位という流れが基本ですが、妊婦さんのように腹臥位になれない方や、ぎっくり腰やひどい坐骨神経痛症状をお持ちの方の場合、そもそも腹臥位にすらなれない方もいらっしゃいますので、そのような場合には座位のみの施術に切り替える場合もあります。
そこは身体の状態に合わせてオーダーメイドします。
施術後確認してみて、

下肢長が左右で均等に揃っていれば骨盤の歪みが解消されているため終了。
座位で再度確認してみて、

左右の坐骨でバランスよく座れていることを確認して終了。
肩こりや腰痛などの諸症状を訴えていないため、施術後の身体を自分自身の筋力で保つことができるようにするために積極的に骨盤をご自身で調整してもらう体操やストレッチなどをアドバイスしています。
当院で特に最近来院される方が多いのが『産後の骨盤矯正』
妊娠や出産によって骨盤周辺に痛みや不調を訴える方が多く、たまにベビーカー渋滞を起こすこともあります。
産後の骨盤矯正でよくご質問頂くのが、
『産後いつから骨盤矯正を受けると良いですか?』
というご質問。
それから、
『妊娠中でも骨盤矯正受けられますか?』
というもの。
まず産後いつから骨盤矯正を受けられることがオススメかと言うと、1ヶ月半~2ヶ月過ぎたあたりから受けられるのが望ましいです。
出産直後は骨盤も精神的にもまだ不安定なため、少し落ち着いた頃に受けられるほうが良いでしょう。
また妊娠中であっても安定期に入っていれば骨盤矯正を受けることができます。
妊娠中でお腹が大きくなってくると、腰椎の彎曲がきつくなってきて、腰痛や坐骨神経痛などを訴える方もいらっしゃいます。
そんな方でも当院では妊婦さんであっても腹臥位以外の状態でご提供しますので、大丈夫です。
当院の骨盤矯正は、ベースは腹臥位で骨盤~背骨を矯正し、座位でさらに仙椎~腰椎~胸椎~頚椎までを調整し、仰臥位で頭蓋骨までを矯正します。
骨盤と頭蓋骨は上下でポンプのように動くことで一次呼吸をしています。
一次呼吸とは、脳と脊髄を保護している『脳脊髄液』という体液が骨盤と頭蓋骨が動くことで上下に循環しているもので、脳脊髄液がスムーズに流れることで神経系統を保護しています。
ですので、骨盤を矯正するためには頭蓋骨も一緒に矯正することが大切です。
骨盤にしても頭蓋骨にしてもグリグリ・ギュウギュウ・ボキボキ・ゴリゴリ無理やり強い力で捻ったり、押したり揉んだりしませんので、ご安心を。