繰り返すぎっくり背中とぎっくり腰の原因は・・・

季節の変わり目となる10月。
ここ最近は急に朝晩が冷え込んだり、日中は暑くなったりして気温の変動が激しいです。
こんな気温の変動が激しい時に起こりやすいのが、ぎっくり腰ぎっくり背中、はたまた寝違いなどの急な身体の痛みや不調。

ぎっくり腰なら聞いたことがあるものの、ぎっくり背中
いわゆる急性の背中の痛みぎっくり背中になる方も最近は多く、現代病の一つと言えるかも知れません。

そこで今回は貝塚市からお越しの方についてお話しますね。
以前はぎっくり背中になったり、ぎっくり腰になったり、急に肩が痛くて上がらなくなったりして、急な痛みで仕事に支障が出て困っていたけど、ここ最近は良好で肩こりとか少し腰がだるいことはあっても、特に痛くなることもなく保っていることができている
とのこと。
以前はぎっくり腰をしたら通院する、そしてある程度痛みが緩和されたら少々のだるさや違和感は放っておいてまた通院が途絶える。
そしてまたぎっくり背中になったら通院する、そしてある程度痛みが解消され、違和感程度だったら通院しなくなる。
これの繰り返しでした。
そのため、痛める度に悪化傾向が見られ、回復するまでの時間がだんだんとかかるようになってきて、その痛みをかばっているうちに肩が痛くなってきて上がらなくなってしまったりと、治る力つまり『自然治癒力』が低下しているような傾向にあったため、
痛みがあるから通院する、痛みがないから通院しないという、痛みだけを基準に判断して通院されるのではなく、痛みがそれほど気になっておられない時でも定期的に痛みが出にくいカラダづくり、または痛みが出たとしてもすぐに良くなるための自然治癒力をつけるための、予防も兼ねて身体の歪みを解消しに通院されたらいかがですか?
とご提案し、月に1~2回の定期通院を促してからというもの、すっかりと突発的な痛みに襲われることなく、ごくごく普通に身体のトラブルもなく過ごされています。

そのため、ぎっくり腰ぎっくり背中を再三繰り返しておられる方は、当院で定期的に整体を受けておられると、ほぼぎっくり腰ぎっくり背中などの急な激痛にならずに快適に過ごされる方が非常に多く、初めて来院される方を除けば定期通院されている方のぎっくり腰などの急なトラブルは非常に少ないと言えます。

ですので、
治療のための整骨院
も大切ですが、
予防のための整骨院
これを目指しています。

ここ最近は身体の不調はこれといってないという状態の中、検査確認してみると、

左股関節を外旋してみると、このように足の甲が右のふくらはぎまで届くあたりまで外旋しているのが確認できます。
今度は右の股関節を外旋してもらうと、

このように左のふくらはぎまでの間隔が開いており、股関節の硬さに左右差を生じているようでした。
そこで早速骨盤矯正開始。

当院に来院された当初は腹臥位での施術にブロック調整も含んでいました。

ブロックはこれ。

このブロックを骨盤に充てがう人は次のいずれかに必ずと言って良いほど異常があります。
➀仙腸関節

②腰仙関節

③股関節

こちらの方は腰仙関節に捻れの負担がかかり、結果としてぎっくり腰ぎっくり背中のような急な痛みを頻発していたため、このブロックを充てがわなくても大丈夫な状態になられて以来、全くぎっくり腰ぎっくり背中のような突発的な痛みには襲われず、快適に過ごされています。

ですが、腰仙関節の捻れの負担は解消されているものの、今回は自覚症状は何もない状態であるにも関わらず、股関節の硬さに左右差を生じていたため、ここを軌道修正しておく必要があります。
この股関節の硬さの左右差を放置しておくと、やがて腰仙関節に負荷がかかり始めて、気が付けば腰仙関節の捻れの負担からぎっくり腰ぎっくり背中を頻発することになりかねません。
当のご本人が一番そのことをよくご理解頂いているため、
少しややこしいかな?
という身体のサインもここ最近はキャッチできるようになってきており、常に予防のために当院をご利用頂いております。
ちなみに、当たり前の話ですが、整骨院では予防目的の施術は保険適用外ですので。
インフルエンザ予防接種保険適用外です。
予防だからです。

一度患った腰痛肩こり
解消されてくると、ついつい忘れがちです。
そして全く忘れてしまった時に急な痛みに襲われることではじめて予防することの大切さに気づかれる方も多いです。
ですので、当院の問診票には
身体の痛みや不調が解消されてきたり、緩和されてきたら、悪くならないようにメンテナンスしたいですか?
という内容の問診を付けています。

痛くなってから治療に専念するという考えも一つです。
そして痛くならないように予防に専念するという考えも一つです。

いずれにしても生きている以上、急な痛みや不調は生じるものです。
ですが、そのリスクを最小限に止めることは可能かと思います。

予防のためにメンテナンスに取り組むことを当院ではお勧めしておりますが、痛みや不調が解消されたらまた痛くなったら通えばいいという方もいらっしゃいます。
あくまで『矯正』はしても『強制』はしていないのがスッキリ流。
当院に通われている方はご自身の健康にはとても熱心な方が多く来られています。
自分の治る力いわゆる『自然治癒力』に不安を感じられたらぜひご相談下さい。