ブラザーズってマリオじゃなくってロベットですよ

人間のにはたくさんのがあります。
頭蓋骨と言っても、側頭骨・頭頂骨・頬骨・下鼻甲介・鼻骨・涙骨・上顎骨・口蓋骨・前頭骨・後頭骨・蝶形骨・し骨(スイマセン、『し』は竹かんむりに師という字)・舌骨・下顎骨・鋤骨という骨が縫合という縫い合わせたように重なり合うことで一つの頭蓋骨として形成されています。

また、頚椎と言っても7つありますし、その下に胸椎12個、腰椎5個があってさらにその下に仙骨・鼻骨があります。
体には様々な骨があり、その骨が互いに支え合いながらバランスを保つようにできています。
バランスを保つことができなくなり、正しい骨格の位置からズレると、たちまち腰痛肩こりなど不調を生じるようにできています。

これが人間でなければ何も痛くもかゆくもありません。

このように9月末に新しいスタッフとして登場したジョニーですが、説明していたら急に肩関節外れてしまいました。
ちなみに
なんでジョニーって名前にしたん?
とご質問されますが、
理由1:ジョニー・デップがカッコイイから
理由2:ガイコツいっぱい登場する映画に出演していたから

たったこれだけの理由でジョニーです。

上肢の説明するときにいちいち分離しなくて済むため、このほうが好都合ですので、脱臼した状態でもそのまま黙ってアシストしてくれています。

これなら何一つ文句も言いませんが、これが本物の人間だったら大変です。
肩関節脱臼をした際には整骨院・接骨院健康保険を取り扱った施術によって整復してもらうことが可能です。

本来、整骨院・接骨院ができた背景に『柔道』が関係しています。
柔道家が骨を継ぐことが得意だったため、『柔道整復師』という国家資格をつくることで、急性外傷性である『骨折』『脱臼』『打撲』『捻挫』『挫傷』の処置を健康保険を使った施術として提供することが許されたのがはじまりです。

ですがこの整骨院業界に入ってから20年以上が経過し今に至るまで、肩関節脱臼の方が来院されたことがあるのは3回程度。
顎関節脱臼でも2回程度。
そしてよく子供の手を引っ張ると抜けてしまう肘内障で5回ほどで、本来の整骨院での整復業務はほとんど皆無に等しいです。
じゃあなんでこんなにも整骨院が街中に溢れているの?
というご質問もよく頂きますが、まさか怪我人ばかりが街中に溢れているからとはなりません。
ですので整骨院業界が改めて保険制度を守るためにも見直さなければならない課題の一つと言えるかも知れません。

当院には子供連れのママさんが多く来院されているため、時々
うちの子、もしかしたら肘が外れたかも?
とご相談されることがありますが、ほとんど大丈夫なことが多いです。
ですがもし外れている場合はその場で整復をします。
しかもサービスで。
なぜサービスかというと、当院では保険請求する際に使用するレセプトコンピュータがないため、保険請求しようがないということが理由の一つですが、
最大の理由は、
いちいち手書きで請求するのも面倒
なだけです。
肘内障程度の整復なら力も必要ありませんし、簡単作業のため検査も整復もサービスで施術しております。

お子さんの肘が外れているかどうかの指標とするのが、どちらの腕も自力でバンザイできるようであれば問題ありません。
ですが、痛がって動かさないようであれば肘内障の疑いがあります。


ところで体の骨には対になる骨があります。
これをロベットブラザーズの法則と言います。
マリオではありません。

例えば頚椎1番と腰椎5番が兄弟椎となっていたり、後頭骨仙骨が対になっていたりしています。
ですので、腰痛があっても腰椎だけを調整しているだけではなかなか慢性的な腰痛は解消されません。

そのため、当院の施術は、たとえ腰痛があったとしても腰だけしか施術しないということは絶対しません。
膝が痛いと言っても膝だけを見るようなことはしておりません。

必ず相対する部位も調整することではじめて体の不調も解消されてくるようになっているのです。

つい先日ぎっくり腰で来院された貝塚市からお越しの方も
今まではお付き合いもあったから知り合いの整骨院へ通ってたけど、お付き合いも大切やけど自分の体をよくすることはもっと大事
ということで今回ばかりは本格的にぎっくり腰を解消するだけでなく、ぎっくり腰にならないような体づくりを目指されて来院された方もあります。

ぎっくり腰であっても腰椎や骨盤だけでなく、頚椎などロベットブラザーズの法則に則った施術をご提供しているため、患者さんからすると
痛いところだけなんとかして欲しい
という要望のほうが強いかも知れませんが、痛いところだけでなく頭蓋骨も背骨も骨盤矯正しているのがスッキリ流。

当院に継続して通院されている方のぎっくり腰発症率は限りなくゼロに近い状態です。
以前はひどい痛みの時だけ特別施術としてご提供していたのが、痛みがあっても痛みがなくても毎回ご提供しているため、急な痛みに発展しないで済んでいる方が続出中。

何度も繰り返しているぎっくり腰などでお悩みの方は一度視点を変えて見られるのも一つです。