足の痛みにも色々あるけど、内反小趾とは知らなかった

最近少々ブログ更新を怠っておりました。
ご覧になって頂いている皆さんには大変ご迷惑おかけしました。

先日亡くなった祖母の初七日が無事終わったと両親からラインが入っていました。
突然の訃報だったため、通夜~葬儀~初七日までがあっという間に過ぎ去りましたが、松山の先祖の墓がある寺院で行われたようで、49日の法要には両親と共に松山まで同行したいと思います。

祖母が亡くなってからすっかりとパワーダウンしたという状況にスッポリハマりきっていましたが、出会いがあれば必ず別れは来ます。
祖母との思い出がたくさん溢れ出てきて、つい今までお世話になっていた介護施設に見舞いに向かってしまいそうな気持ちになりますが、気持ちを取り直して行きたいと思います。

先日祖母の葬儀のことで『のど仏』についてお話しましたが、知っているようで意外と知らないことってたくさんありますよね。
そこで今回は泉佐野市からお越しの方についてお話しますね。
足の小指の付け根あたりが痛くてたまらない
とのこと。

足の母趾つまり親指が痛くなるものに、外反母趾痛風などが挙げられますが、足の小指側が痛くなるものとしてまず考えられるのは
内反小趾
です。

外反母趾とは、足の親指の先端が小指側つまり体の中心から外側に向けて反って変形してくる状態を指します。
あまりにも変形がひどい場合には母趾が2趾の上に乗っかるように変形してしまう方も中にはいらっしゃいます。

それに対して内反小趾とは、足の小指の先端が母趾の方向つまり体の内側に向けて変形している状態を指します。
小趾を見てみると、

右の小趾は目立って内反しているようには見えませんが、

このように小趾の付け根が出っ張っており、小趾の先端が母趾側へ向いてしまっています。
両足を同時に見てみても、

明らかに左小趾の付け根が膨らんでおり、靴などが当たると痛みがひどくなるとのこと。

そしてその痛みをかばって歩いているうちに左の足の付け根つまり股関節まで痛みを生じているようでした。

外反母趾ってのは聞いたことあるから知ってたけど、内反小趾は知らなかった
とのこと。

確かに外反母趾を患われる方のほうが圧倒的に多いですが、足の痛みの中でも内反小趾もあります。
このように単に
足が痛い
と一言で言ってみても、足底筋膜炎のように足裏が痛くなったり、母趾や小趾など足先が痛くなったり、踵付近が痛くなったり、アキレス腱周辺が痛くなったり、足首や脛骨いわゆるすねが痛くなったり、すねの痛みであっても膝蓋骨のすぐ下付近が痛くなったり、大腿部前面やハムストリングの痛みや股関節の前後での痛みなどなど・・・

足の痛みでも様々な疾患が挙げられます。
これらの痛みが急性外傷性ケガいわゆる『骨折』『脱臼』『打撲』『捻挫』『挫傷』であれば整骨院接骨院での健康保険での施術を受けることが可能となります。
ですが、ここ最近のお問い合わせで圧倒的に多いのが、
慢性疾患
であったり
不定愁訴
であることが大半です。

そして
保険使われへんの?
という質問をされるため、
急性のケガですか?
とご質問を返すと
そうじゃない
という返答がほぼ全員です。
そして
健康保険が使えないなら使える整骨院を探す
という方が大半です。

そんなに怪我人ばかりが貝塚周辺をあちこちうろついていたらそれこそ大変です。

ですがそれに対して整骨院の数は貝塚市内だけでもおそらく30店はあるでしょう。
腰痛肩こりをなんとかして解消するお手伝いをしている整形外科をはじめ、整体院鍼灸カイロプラクティックもみほぐし、リラクゼーションサロン、エステサロンなどなど類似業種を合わせると、ざっと100店舗程度は貝塚市内に存在します。

先日来院された方から
こんなに整骨院や整形外科とかあちこちにあったらどこへ行けばいいのかわからなくなる
とおっしゃられる方がありましたが、むしろこれだけたくさんあれば一昔前のように市内に数件しかないからやむを得ず通っていたのが、どこでも選びたい放題でしょう。

当院を選んで下さる方々は、全員慢性疾患または不定愁訴を訴える方ばかりで構成されています。
急性外傷性ケガであれば、斜め向かいに整形外科さんがあるため、そのような症状の方はすぐに整形外科へ行くよう指導します。

じゃあ他の整骨院とどこが違うの?
という質問が返ってくることが多いですが、
他と当院が違うところは、
➀完全予約制であるため待ち時間がなく、仕事や家事育児など時間を大切にしている方、忙しくされている方の貴重な時間をお待たせなくご利用頂けること

②交通事故は自賠責保険、労働災害は労災保険、それ以外は自費施術しかも○○分✖✖円という時間単位で延長したりするような施術はしないし、肩こりコースや骨盤矯正コースのようなメニュー分け一切なし

③完全院長施術のみのためスタッフのたらい回しがない

④肩こりがひどいからといっても肩の筋肉だけ揉んだりするような整体ではなく、体全体のバランスを整えて人間本来の持っている治る力いわゆる自然治癒力を高めるお手伝いをしている

⑤自分自身のボクシングによる減量経験から健康面と美容面を損なわないダイエットをご提供している

⑥治療も大事だが、予防することで痛みや不調が出にくい体作りをサポートしている

といったところでしょうか?


話を戻しますが、内反小趾の痛みを訴えておられましたが、よくよく見てみると、

魚の目ができており、その皮膚部分を触ったり靴で当たったりすると痛みが出ているようでした。
そのため、内反小趾を解消するために今後歩行や足底のアーチを取り戻すエクササイズストレッチなど様々な角度からサポートしていく予定ですが、その前に『イボコロリ』を購入してきてもらい、この魚の目を取り除くことがどうやら最初に取り組むべき課題のようです。