どこへ行っても良くならない人の特徴

コロナ禍で随分と人間関係に歪みを生じている昨今ですが、随分久しぶりにブログを更新したいと思います。

よく当院に来院される方の中に
どこへ行っても全然良くならないのよ~
とおっしゃる方がおられます。
お悩み相談のプロは、どんな悩みをもっているのか? | オモコロ

貝塚市の中で整骨院と検索してみてもインターネット上でも20件以上は出てきます。
隣の岸和田市泉佐野市熊取町などを合わせると100件以上は探すことが可能です。

これだけの数があれば確実に1件くらいは身体の不調を解消するお手伝いをしてもらえる整骨院が見つかりそうなものです。
ですが
どこへ行っても良くならない
という方が一定数いらっしゃいます。

その理由はいくつか挙げられます。
①どこにも大して通っていない
どこへ通院しても2~3回程度ですぐに仕事や家事・育児が忙しいことを理由に通院することを止めてしまうことが挙げられます。
2~3回程度通っただけで長年患ってきた痛みや不調をすぐに解消できたら施術する側も受ける側も大変楽です。
ですがその程度で解消されるのであれば長年悩み続けているはずがありません。

②あまりにも不調を放置し続けてきた期間が長すぎる
痛みや不調を何の対処もせず放置し続けると、脳がその状態を当たり前と認識します。そのため痛みや不調に慣れてしまってその状態が自分自身にとってのコンフォートゾーンとなってしまっているのです。そのような方は痛み自慢をされていることが多いです。

③全く指導やアドバイスに耳を傾けない
これだけ酷い状態ですので最初は1週間に2回通院して下さい
自宅で長時間ソファに座り続けていると腰に負担がかかるのでこまめに体を動かして下さい
などというようなアドバイスをしても、自分で勝手に通院回数を2週間に1回程度にしてみたり、気がつけば長年の体の使い方の癖でまた長時間座り続けていたりと、頭では分かっているけど行動が伴っていない方。まるで用量・用法を全く守らずに飲み続ける薬みたいなものです。

④最初から諦めている
長年あちこちの整骨院をはじめ、整形外科などへ通い回り、
年ですからねえ~
などと言われ続け、自分ではもう年だから治らないと諦めてしまっている方。
どれだけこちらが諦めずに頑張って良くしていきましょうと励ましたところで、自分で治らないと自己洗脳してしまっていては手の施しようがありません。その洗脳を解いて「きっとこの整骨院へ通えば良くなる」と希望を見出してもらえるようにするのが我々治療家の役目でもあるのですが・・・。

⑤お互いの信頼関係がない
これは4番と近いところがありますが、信頼関係なくして体の不調を取り除くことなど到底不可能です。
よくこのようなご質問をされることがあります。
私本当に治りますか?
この質問は信頼関係が構築されていないからこそ出てくる言葉であり、その時点で逆にご質問したくなるのが、「本当に良くなると信じて通ってくれていますか?」と・・・。

この中で最も重要なのがやはりお互いの信頼関係でしょう。
信頼関係なくして健康はあり得ません。
互いに信頼しあえる整骨院に巡り合えたら良いでしょうね。