コロちゃん騒動からもうすぐ2年半が経過します。
(こういうネタを書くとユーチューブがバンされるのと同じく当院のホームページも消される危険性もあるため、少し遠回しな表現で書きたいと思います。悪しからずご了承下さい)
約100年前のスペイン風邪ですら2年半で突如として終息したそうなので、そろそろコロちゃんも参議院選挙の投票日が近付いていることですので終息して欲しいというのが個人的な意見です。
ですが、厚生労働省のページにこのような内容が書かれているため、おそらく9月末までは2類感染症という大変恐ろしい病気のようですので、引き続き油断はできません。
多分10月以降は5類感染症となるのではないかというのが個人的な見解です。
当院でも数名の方からの感染や濃厚接触などでキャンセルが頻発した時期がありましたが、今はほとんど周囲で感染した方の噂は耳にしなくなってきております。
ですが今回のように人は恐怖のどん底に追いやられると、つい出てくるのが人間の本性というものです。
過去を振り返ると、トイレットペーパーがスーパーの棚からすっからかんになったこともありましたが、あの時もたまたま当院のトイレットペーパーが切れたためスーパーに買いに行ってもらったら、まるで地獄絵図を見ているかのように血眼になってトイレットペーパーを奪い合っている光景を目の当たりにしたことも既に忘れかけている過去の出来事です。
あの時も当院に来院されている方から
「トイレットペーパー今のうちに買いだめしといたほうがいいと思う?」
とご質問されたため、
「もともと国内で生産されているものなのでせいぜい1週間分あればまた戻ると思いますよ。あまり安易にメディアの情報に左右されないように」
とお伝えしたこともありました。
マススが手に入らない状態に陥った時も
「マススどこ行っても売ってない。どうしよう~」
と悩んでおられた方があったため、これまた厚生労働省のページをいくつか見せて不安を払拭しパニックにならないように工夫しました。
「風邪や感染症の疑いがあるのでしたらつけたほうがいいと思いますが、何か疑わしいような喉の痛みや咳など風邪症状でもあるのですか?」
とお伺いすると
「そんなのあるわけないよ」
とおっしゃられるので、
「じゃあ慌てて買いこむことなどしないで、そのうち供給が追い付けば困ることもなくなりますよ」
とお伝えしていました。
「でもさ、つけてないと相手からうつされるかも知れんやん」
とおっしゃる方もあったため、
「感染している人からの飛沫を防ぐ効果は期待できないって書いているから咳やくしゃみの飛沫を飛ばす人がつければいいんじゃないですか」
とお伝えすると
「えっ、じゃあなんのためにみんなしてるの?」
もはや意味不明でみんながするからするのです。
ですが理由があってできない方も世の中にはあります。
そんな相手の理由も伺うことなくただただ着用していないと飛行機から降ろしたり、受験会場から引きずり出したり、つけないことが悪であるかのようにいかにメディアによって国民全体が影響を受けているか、そしてこういう時に人間の本性が現れます。
だからマスス警察なるものが現れたりするんです。
自分も院と自宅の往復は自転車で移動するため基本的にはコロちゃん騒動が始まった2020年以前からでも冬場の外気が冷たすぎて喉が辛いときだけはマススを着用して移動していましたが、それ以外はマススなどつけたことありません。
ですが、院前で帰宅しようとしてシャッターを下ろしている際に
「マススせんかボケ」
と2度ほどサラリーマンに言われたことがあります。
あなたはありませんか?マススをしていない人を見ると感染者扱いしたり、お注射していない人が周囲に広めているかのような目で見ていたり・・・。
コロちゃんが騒がれだしてから1年ちょっとは院内でも顔に近い首あたりを施術する際には唾を飛ばさないようエチケットとしてマススをしていました。
これはコロちゃん以前も同様でした。
ですが身体の状態説明などする際にはマススを外していました。
なぜなら顔が隠れていれば説明しても説得力に欠けるからと思っていたからです。
そして何よりもコミュニケーション不足になる恐れがあったからです。
ですが、昨年1月に足が痛いからと泉南市から来院された70代女性に付き添いで旦那さんと娘さんが同行し、明らかに密な状態でしたがこちらがノーマススで対応したため、翌日その息子さんからクレームがあったため、
「咳もくしゃみも一つもしていないからしていませんでした。そんなに人がマススをしていないことに恐怖を感じるのであれば整骨院なんかに通わずに自宅で安静にんしているほうがよろしいんではないでしょうか?自宅でも必ずマススは着用させといて下さい」
と来院をお断りしたこともあります。
完全なる差別です。
当院に来院されている方で感染歴のある方全員に質問しても必ず返ってくる返事が
「マススちゃんと着用してました」
「ワクワクちゃんと打ってました」
という言葉が返ってきます。
マススは感染している人の咳や唾などといった飛沫物を止めることは有効です。
ですがマススの繊維よりもはるかにウイルスは小さいです。
そんな小さなウイルスをマススで防いでいるのであればなぜ医療機関や介護施設といった日本一衛生的に保たれている場でクラスターが多発するのかが不思議でなりません。
ワクワクが出た当初は感染予防効果が95%以上?あるとのことでしたが、皆さんが2回打った直後からすぐにブレークスルーってかっこいい言葉で3回打たんとあかんとなって、感染予防効果は期待できないけど重症予防効果があると言いながら重症化する人が後を絶たなくなったため、とどのつまり何のためにするのかと言えば周りの家族や大切な人のために打つものとなってしまっている。
挙句の果てには4回目の通知が届いている方もちらほらいらっしゃいます。
「ポイントもらえるから3回目打ったけど酷い熱で辛かったからもう4回目はいらない」
という方に
「じゃあ4回目もポイントもらえるってなったらどうします?」
と伺うと
「そしたら打つ」
・・・
もはや何のために打つかなどという理由もいらない。
こんなところでも人の本性が現れるものです。
最も重要なのは人間本来備えている自然治癒力や免疫力。
規則正しい生活習慣によって自然治癒力や免疫力を落とさないようにすることが窮地に陥った時に冷静な判断で行動できることに繋がります。
マススつけるもOK
マススつけないのもOK
ワクワク打つのもOK
ワクワク打たないのもOK
それをしたから、しないからということだけで人を色眼鏡つけて見ていると人生つまらないものになります。
どっちでもOKな整骨院は貝塚市でも当院くらいなものです。
「そんな感染対策ろくにしない整骨院怖くて通えない」
という方はお断りします。
開業17年が経ちますが、未だクラスターは一度も発生したことありませんから。