ビタミンに17があったとは・・・

先日、岸和田のドラッグストアへ買い物に行った際、お会計時に
マイバッグはお持ちですか?
と尋ねられたため、
はい、持ってます
と妻が返事すると。
マイバッグはお持ちですか?
と再度尋ねられたため、
持ってます、大丈夫です
と再度妻が返事すると、
マイバッグはお持ちですか?
三回も同じ質問に返答しても聞こえていなかったようで、代わりに自分がレジ前のアクリル板の横から
持ってます
と大声で返答したらようやく聞こえてくれたようで、レジ係の方の聴力に問題があったのか?それともアクリル板越しのため聞き取りにくかったのか?それとも妻の声が小さすぎたのか?
口パンツしながらアクリル板越しでは、以前より確実に聞き取りづらい状況に陥っているのは明白です。
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誰が言い出したんでしょうね?
こんな対策に効果があるのであれば、日本が世界で一番観戦者が多くなるはずがない。
ほぼ日本人全員が口パンツで覆っているのだから世界一の観戦者になるはずがない。
これだけあちこちのお店に行くと消毒液で手が荒れるまで手指消毒を強要され、ビュッフェスタイルのお店でトングを使おうとしたらビニール手袋を使わされ、お会計しようとしたら手渡しだとバイキン扱いされ、トイレに行ったら手洗いしてきれいになっているはずの手でもジェットタオルが使えず・・・。

コロちゃん騒動の前の年に、ある医療の専門家が
あまり日頃から手指消毒ばかりして些細なバイキンなどを取り除いて清潔にしすぎているほうがかえって人間本来持っている免疫力が働かなくなって余計に病気に罹りやすくなる
という内容のことをおっしゃっていました。騒動が始まった途端にメディアから干されましたが。

そういえば毎日のように大阪市内までお勤めの方や毎週のように習い事で人ごみにまみれて通われている方のほうがむしろコロちゃんにも罹っていない。
職場とスーパーでの買い物程度でほとんど他人と接触することなく過ごされている方が観戦したりしている。

人間が病気にならないためには、規則正しい生活習慣と栄養バランスの取れた食事を摂ることが大切です。
コロちゃんに罹った後遺症として味覚障害が現れることがあるようですが、味覚に良い栄養素としては、亜鉛がおススメだそうです。
そして聴覚にも亜鉛が効果的だそうです。
ドラッグストアの店員さんももしかしたら亜鉛が不足して聴覚が低下していたのかも知れません。


さて、人間が生きていくうえで必要となる栄養素には様々なものがあります。
炭水化物たんぱく質 脂質と言った三大栄養素に加え、ビタミン・ミネラル・アミノ酸などたくさんの栄養素を吸収することで骨や筋肉となって体が作られています。
筋肉を覚えよう | 全身の筋肉の作用と役割を解説します。

炭水化物はパン類・麺類・ごはん類などのことを言います。そして肉類や魚類、大豆食品などがたんぱく質、野菜や果物がビタミンやミネラルと、大雑把に分けるとこうなります。

自動車に例えると、炭水化物はガソリンのようなエネルギーとして使われるもので、たんぱく質や脂質がボディの部分、そしてビタミンやミネラルはエンジンオイルやオイルエレメントのようなものに例えることができます。

どの栄養素も必要不可欠ですが、現代人の食事は偏りすぎていることが大いにあります。
特に外食となると、どうしても味付けの濃いラーメンチャーハン餃子・・・などのように、「おいしいものは脂肪と糖でできている」ので、かなり栄養バランスは偏ってしまいがちとなります。

ですので、どちらかというとビタミンミネラルといった栄養素を積極的に摂ることが身体の健康を保つ上で重要となります。
ビタミンは今のところ全部で13種類と言われていますが、昔ビタミンを習った時には18種類と習った記憶があります。
栄養学や運動学など、まだまだ解明されていないところが多々あるため、その都度アップデートされて今までは良かれと思っていたものが、最近では体に良くないと言われるようになったりするものです。

脂溶性のビタミンであるA,D,E,K、そして水溶性ビタミンであるB1、B2、B6、B12、C、ナイアシン、パントテン酸、葉酸、ビオチンというものがあります。
江戸時代には百姓は身分上は「士農工商」と武士の次に偉いように扱われておりながら、実際は年貢として米を根こそぎ持っていかれるため、昔の農民は米を食べることができなかったため、米に含まれているビタミンB1の不足により「脚気」になることが多かったそうです。
現代人が脚気になるなどということは余ほどのことがない限り・・・と思っていましたが、近年脚気になる人が増えているそうです。
朝食にはパンとコーヒー、昼食にはうどんと天ぷら、夕食にはビールにつまみ程度というような食生活を送っていると、米を食べる機会がすっかりなくなり、まんまとビタミンB1不足による脚気が増えているというから驚きです。

次にミネラルも昔習ったのは確か20種類あると言われていましたが、今は16種類となっているそうです。
カルシウム、リン、カリウム、硫黄、塩素、ナトリウム、マグネシウム、鉄、亜鉛、銅、マンガン、ヨウ素、セレン、モリブデン、コバルト、クロムとなります。
以前はこれに加えて、フッ素、ホウ素、臭素、ケイ素で20種類でした。
今ではこれらはミネラルから外されていますが、先ほども書いた通り栄養学や運動学はまだまだ未知の世界なため、急に体に良いとされたり体に悪いとされたりすることを繰り返しています。

ところで、皆さんはビタミンにB17というものがあったのはご存じだったでしょうか?
自分も全く知りませんでしたが、ビワの種梅干しの種に含まれる成分だそうです。
これがガン抑制に良いと一時ブームになることもあったそうですが、果たしてビタミンB17にそのような効果があるのかどうかは未知数です。
これからまだまだ研究が進んでみないと分からないことが栄養学では多々存在します。

今のところ言えそうなのは、いろんなものを適量食べるようにすることが身体には良いようです。
しかもより天然素材に近いもので、より新鮮なもののほうがどうやら身体には良さそうです。