最近子宮頸がんのことよく聞かれます

今週から12月に入りますが、例年に比べて朝夜は肌寒く感じるものの、日中は比較的暖かく感じる11月中でしたが、今年も残すところわずかとなりました。
メディアでは、「インフルとコロちゃんが同時観戦する危険性」をやたらと訴えていますが、同時観戦することによって相当人類にとって危険であればその危険性を訴えかけるのも一つですが、同時に観戦したところでいわゆる風邪症状である発熱、喉の痛み、頭痛、関節痛、倦怠感、咳、下痢などの症状が出たりするのが通常です。
おそらくインフルとコロちゃんのワクワク同時キャンペーンを開催したいからなんでしょうが、なぜかは分かりませんがインフルとコロちゃんのわくわくキャンペーンは同時にしても良いそうですが、他のキャンペーンの時には必ず2週間間隔を空けないといけないそうです。


これが絶対的に安全かどうかは時が経ってみなければ分からないですが、なぜインフルとコロちゃんの同時摂取だけが認められて、それ以外のキャンペーンは2週間空ける必要があるのか?より詳細な説明が欲しいところです。

先日岸和田市から来院された方が
この前我が家もコロちゃん騒動でえらいことになったけど、次5回目撃ちに行くねん。今年はインフルのわくわくキャンペーンも65歳以上はタダ。タダやからこの前一緒に撃ちに行ったけど、来年からお金かかるって言われたら多分撃たんやろうな
とおっしゃられていました。
タダほど怖いものはないとは良く言いますが、一年の間にこうも短期間にインフルだのコロちゃんだのへるぺすだの肺炎だの何度も何度もワクワクしていて本来の人間が備えている自然治癒力無視でゴリゴリにキャンペーンを進めて大丈夫なのか心配になりますが、わくわくキャンペーンの健康被害による訴訟問題などは数年経過してから浮上してくるものです。
あまりにも過度に怯えてしまって自分の頭で考えて行動するという方が減ってしまい、すっかりと思考停止に陥ってしまって言われるがままに行動している方が増えておりますので注意が必要です。

去年は年末に妻の故郷である香川県が無料でぴーしーあーる検査キットをバラまいて帰省する前に陰性を証明してから帰省することを大々的にアピールしていたので、向こうの家族からの要望もあり、至って健康でありながら二人して唾液提出して陰性を証明してからいざ帰省・・・と思いきや、帰省前日に37.2度の発熱で急遽帰省を断念したため、今年は体調万全にして帰省したいものです。
ぴーしーあーるも無料だったからということと、向こうからの要望があったから一応検査しましたが、自分が風邪をひいているのかどうかぐらいは自分で判断できるため、わざわざお金を払ってまでして検査して健康を証明することは今年はすることはしないでしょうし、検査から結果までの間のタイムラグがあるにも関わらず、その間に発熱など体調不良を来しても検査が陰性だからということで行動制限をしない方もいらっしゃるのではないでしょうか?
昨年末は検査が何の意味もないなということを経験しました。


さて、去年からわくわくキャンペーンがはじまって、3回、4回、5回と何度も何度も撃ち続けていることに少々疑問を感じている貝塚市からお越しの方から最近よく聞かれるのが
子宮頸がんわくわくキャンペーン
についてのこと。
プラセンタ注射について│千代田区麹町の内科「麹町内科」
ですので、今回は子宮頸がんについて書いてみたいと思います。
子宮は当然ですが男性にはありませんが、女性にある性器となります。
女性の子宮の入り口近くにできるガンで、ヒトパピローマウイルスというウイルスが原因で観戦、発祥すると言われています。
主に性交渉が原因で観戦すると言われていますが、「主に」ということはそうでない原因もあるとなると、一体何が原因となるのかは不明ですが、とにかく性交渉が主な原因であるということで、日本では行われていませんが、外国では女性だけでなく男性であってもウイルスを保菌している可能性があるということで子宮頸がんにはならないものの、子宮頸がんのきっかけを与えているヒトパピローマウイルスをうつすということで、男性にもわくわくキャンペーンを提供している国もあるそうです。

自分が生まれた1970年代には1,800人程度が子宮頸がんを患ってなくなられる方があったそうですが、当然子宮頸がんのわくわくキャンペーンなどはしておりませんでした。ですが近年若年女性に増加傾向にあるということで、データを調べてみると、2019年に子宮頸がんに罹患した女性は10,879人だそうです。これは10万人当たり16.8人という数字になります。
そしてそのうち2,900人近くが子宮頸がんによって命を落とされるというデータが出ています。
そして子宮頸がんを患って後、5年生存率は76.5%となっていることがデータで出ています。

この数字が恐ろしいかどうかは人によって受け捉え方が異なるため、それぞれにお任せしますが、以前大々的にメディアで取り上げられた集団訴訟問題については、2016年に子宮頸がんワクワクキャンペーンを実施して339万人の方が撃って、そのうち健康被害を訴えた方は2,945人だったそうです。
あまりにも健康被害を訴える方が後を絶たなかったため一旦中断したものの、コロちゃん騒動になってから最近になってまた子宮頸がんわくわくキャンペーンの招待状が届いているため、当院に来院されている方から複数ご相談を受けることがあります。
以前上の娘には撃たせたけど、訴訟問題テレビで出てたから下の娘には撃たせなくない。でも招待状届いたからには行かなあかんのかなっておもってしまう
と仰る方が大半です。

やはり招待状が届いたら否が応でも撃ちに行かなければならないものと思っている方も多いと思います。
大学時代の後輩が泉大津市で市長を務めていますが、子供のわくわくキャンペーン招待状は各家庭に配付せず、希望する家庭にだけ渡すという方針を取っていることをメディアでも取り上げられていましたが、わざわざ各家庭に届けるとどうしても強制圧力がかかり絶対に撃たないといけないものになってしまうため、このような措置を取ったのでしょう。

まだまだ未知数で安全性が確認できているのかどうかが分からないものがわくわくキャンペーン全体に言えることですが、子宮頸がんに罹る方のうち、どれくらいの確率で撃った人と撃っていない人の比率が分かれているのか?そして撃たなかった方のしぼう率は撃った人に比べてどれくらい違うのか?そのあたりをより正確に数字を出してわくわくキャンペーンの安全性や有効性がどれくらいあるのかをきちんと国は説明する義務がありますが、そんなことは絶対やらないんでしょうね。

若者のしぼうで子宮頸がんよりもはるかに多いのがじさつ。


がんも確かに2位もしくは3位となっているが、圧倒的にじさつがおおいのが現状です。
しかもがんは子宮頸がんに限らず全てのガンが含まれている訳ですから、そのことを踏まえると果たして本当にわくわくキャンペーンをすることが国民の真の健康を守るためのことをしているのか疑わしくなってきてしまいます。


小児のコロちゃんわくわくキャンペーンもしかり。
小児では今まで19例の新コロししゃが出ているため、小児にもわくわくキャンペーンを実施していますが、乳幼児の2019年突然にしんでしまった人数は1,654人。
たった19例と言われるとお叱りを受けるかも知れませんが、もっと他にもリスクの高いしぼう原因となるものは山ほどあります。
毎年行方不明となる乳幼児の数も1,000人以上いるのですから、それだったらわくわくキャンペーンを促すよりもGPS装置でも各家庭に配付して子供の行方を確認できるシステムでも提供するほうがはるかに乳幼児のししゃ数は減らせられるはずでしょうが、そこに政治家やお役人さんたちに忖度があればそうするのでしょうが、そうはならないのでしょうね。
全ては金次第。恐ろしや恐ろしや。

当院では来院されている方に撃てとも撃つなとも言いません。
今やインターネットで調べれば色々な情報が入手可能です。
しっかりとデータなどを調べて自分自身で判断して行動することが大切です。