頭蓋骨の数は全部で15個

今年も残すところあとわずかとなりました。
昨日は寒波厳しい日でしたが、コロちゃん騒動以来の大学時代のボクシング部の同期との忘年会でした。
久しぶりに集まり、酒も進み今日は朝から少々二日酔いなのか頭が痛いような感じがしております。

前回集まったのが卒業20周年でしたが、その時はメンバーほぼ全員が揃ったのですが、今回は未だ終わろうとしないコロちゃん騒動の最中のため、比較的少人数となりましたが、早く元の世界に戻りたいところですが、今年の9月末までだったはずの無料(と言いながら税金)摂取期間が3月に延長されたと思ったら、さらにまだまだ終わらないというから、いつまでも騒動が終わらなければ元の世界にも戻りようがありません。

厚生労働省のページでは来年3月末までだったのですが、先日の記事を確認すると、4月以降も無料で当面継続するとのことです。



必要とする人が必要に応じて摂取するのが本来の需要と供給のバランスですが、明らかに需要より供給が多いからなのでしょうか?もういい加減に有料に切り替えて需要に応じた対応をするべきですが、建前上では国民のためとは言いながら、ここまでくるとどう考えても国民のためにはなっていないように思います。なんとも頭の痛い話です。

さて、頭というのは一般的には頭蓋骨という一つの骨で表されますが、頭蓋骨は実際には15個の骨がパズルのように組み合わさって一つの骨として表されます。
では一体どんな骨が頭蓋骨にはあるのか一つずつ見てみましょう。


①側頭骨(そくとうこつ)
Temporal bone.png
頭の左右側面で耳の上あたりにあるのが側頭骨となります。耳の穴を構成しているのもこの側頭骨となります。

②頭頂骨(とうちょうこつ)
Parietal bone.png
その名の通り頭のてっぺんにある骨で、矢状縫合(しじょうほうごう)という頭の真ん中をギザギザとしていて縫合として左右二つあるのが頭頂骨となります。

③頬骨(きょうこつ)
Zygomatic bone.png
鼻の横にあるいわゆるほお骨で、これも左右に2個あります。

④下鼻甲介(かびこうかい)
Gray170.png
このあたりになると聞きなれない名前が出てきますが、鼻の中にある骨で、どう表現すればいいか分かりにくいため表現しづらいところですが、一応左右に2個あります。

⑤鼻骨(びこつ)
Nasal bone.png
これは分かりやすいでしょうが、名前の通り鼻の骨です。これも一つのように見えますが、実際は左右に分かれて対になっています。

⑥涙骨(るいこつ)
Lacrimal bone.png
これも名前の通りですが、涙が流れるライン上にある骨で、これも左右にあります。

➆上顎骨(じょうがくこつ)
Maxilla image.png
上あごの骨で、これも左右にあります。

⑧口蓋骨(こうがいこつ)
Palatine bone.png
上あごの奥に左右2個あります。このあたりも聞きなれないかと思います。

⑨前頭骨(ぜんとうこつ)
Frontal bone.png
これは分かりやすいと思いますが、おでこの骨。

⑩後頭骨(こうとうこつ)
Occipital bone 090 000.png
これも分かりやすい骨ですね。

⑪蝶形骨(ちょうけいこつ)
Sphenoid bone.png
ちょうどこめかみの部分で、上から見ると蝶々の形に見える骨です。

⑫篩骨(しこつ)
Ethmoid.png
鼻の奥にある骨です。

⑬舌骨(ぜっこつ)
712 Hyoid Bone - ja.jpg
喉の上にある骨。

⑭下顎骨(かがくこつ)
Mandible bone.png
これは分かりやすいです。下顎の骨です。

⑮鋤骨(じょこつ)
Vomer bone.png
これはあまり聞きなれない骨かと思います。

これらの15個の骨が組み合わさって一つの頭蓋骨を形成しています。
知っていた骨もあるかと思いますし、全く聞いたことなかった骨もあったかと思います。
上から8個は左右が対になって存在している骨で、残りの7個は1つ骨となっています。

頭って何気に触ったり叩いたりしているかも知れませんが、結構重要なんですね。
ですので、当院での整体施術の流れにも頭蓋骨を触る施術を取り入れています。
頭蓋骨は15個の骨が組み合わさっているためとてもデリケートです。
そのため、触れているか触れていないかというレベルでの調整になります。

当院での施術は主に「反射」というものを用いています。
というより、マッサージも鍼灸でもボキボキ鳴らすのでも足ツボでも、要は体に何かしらの刺激を与えることで結果「反射」によって体に変化を生じ痛みや不調が緩和されたり解消されたりするのです。
体性内臓反射と言われると、体に与えた何らかの刺激が内臓に影響を与える反射のことであり、体性体性反射と言われると、体に与えた何らかの刺激が体に影響を与えるのです。
体にとって良い刺激であれば施術を何かしら加えると、施術後の可動範囲が広がっていたり動かしやすくなるはずです。
ですので、当院では施術前に検査を実施し、施術後その可動域や体の状態を確認して施術前後での体の変化を実感して頂きます。
ほとんどの方が施術前後での体の変化は実感して頂けますが、あまりにも痛みがひどい場合などは1回2回程度の施術では全く痛みや不調は緩和されないかも知れません。

よく来院されている方からこういう言葉をかけられることがあります。
この痛み治して下さい
とか、
この違和感取って欲しい
という言葉。

そのお気持ちはよく分かるのですが、そんなことは到底不可能です。
もしそういうことが可能であれば、例えばこんな感じ。
あなたがボクシングの試合でバッティングによって3針縫わなければならなくなった時、
今日は針も糸も何も使わず、手をかざしただけでその傷を塞ぎます
という医師がいれば、それはその先生が治していると言えるでしょう。

ですが、傷口を針と糸を使って縫い合わせ、10日ほど過ぎてからはじめて人間の本来持っている自然治癒力が働いて傷口を塞いでくれるから治癒へとつながるのです。
所詮病院での治療であってもその人の持っている自然治癒力を最大限に引き出すことが役割であって、そんな自然治癒力を無視した状態で何かしら強い刺激を与えたり無理矢理投薬などを投じれば痛みや不調がすぐにパッと取れたりするものではないのです。

この自然治癒力を最大限に引き出すことが当院はじめ、貝塚市をはじめ泉州地域にある整体院整骨院で提供しているものとなりますが、自分自身での経験上、やはり痛みや違和感を生じている箇所に痛い刺激や違和感を感じる刺激を与えるとかえって自然治癒力を妨げることになるため、当院では敢えてソフトな整体施術をメインにご提供しております。

このようなお話をすると、
えっ、じゃあ美容院とかでヘッドスパとか肩凝ってますねって言われながら肩揉んでもらったりしてるけど、大丈夫なの?
とご質問されることがありますが、心地の良いレベルであれば全然構わないでしょうが、たまに美容院でゴリゴリにヘッドスパを受けたあとめまいを生じて当院に来院される方もあります。

やはり施術による刺激はソフトなほうがより良い反射が生じやすいのかも知れませんね。
ボキボキ鳴らされるのが嫌だ
ギュウギュウと強い力でもみほぐされるのが苦手
という方は当院での施術がおススメです。

逆に
とにかく長い時間全身あちこちマッサージしてくれないと済まない
肘で押したり足で踏みつけるくらい強い刺激でなければ満足できない
ボキボキと背骨を鳴らしてもらわないと受けた気がしない
痛いところに激痛レベルの刺激でなければ効いた気がしない
という方は当院の整体では物足りなさを感じるかも知れません。

全てにおいて需要と供給で成り立っています。ソフトな刺激で腰痛肩こりを解消したい方は当院へどうぞ。