右側が痛む腰痛と左側が痛む腰痛

腰痛が左側または右側に出る原因としては、以下のような原因が挙げられます。

  • 筋肉の炎症によって起きる腰痛
  • 背骨や骨盤が歪んで起きる腰痛
  • 神経の圧迫によって起きる腰痛
  • 内蔵の疲れや内蔵の病気によって起きる腰痛
  • ストレスによって起きる腰痛

➀筋肉の炎症によって起きる腰痛とは、いわゆるぎっくり腰のような急な腰痛などのことを言います。

例えば重量物を持ち上げようとして屈んだ時や、スポーツなどで過度に腰部を捻ったりして負荷がかかった時などに起こりやすいです。また、些細な動作、例えばくしゃみをした拍子に急に腰が痛くなったり、靴下を履こうとして屈んだ時に急に痛くなったりするものです。

筋肉の炎症があまりにも強く出ている時は、左側も右側もどちらが痛いか区別がつかないほどの痛みがありますが、2~3日過ぎてくるとやがて炎症が和らいできます。その頃にようやく右側が痛く感じたり左側が痛く感じたりするようになるでしょう。

また筋肉の炎症によって起きる腰痛の場合、筋肉を伸ばすと痛みを生じるのが特徴です。

例えば、膝を立てて仰向けで寝た状態で、両膝を左右に倒してみて、右側に倒した時に左腰が痛い、または左側に倒した時に右腰が痛いようであれば、筋肉が伸ばされることによって腰痛が起きているため、痛みのでない方向へ動かしてあげるほうが腰痛はより早く解消されやすいでしょう。

とにかく筋肉の炎症によって起きる腰痛の場合は、痛みの出ない方向へ動かすことがポイントです。


②背骨や骨盤の歪みによって起きる腰痛の場合は、普段の日常生活での座りっぱなしのデスクワークや運動不足の積み重ねで生じる場合が多いため、背骨や骨盤の歪みを整えることも必要ですし、生活習慣を見直し、根本から改善していく必要があります。

例えばデスクワークなど座りっぱなしであれば、最低30分に一回は立ち上がって身体を動かしてから座り直すようにすると背骨や骨盤の歪みは生じにくいでしょう。また、骨盤矯正のためのチェアなども最近は様々なものが商品化されています。そういったアイデアグッズを利用されるのも一つです。

あまりにも背骨や骨盤が歪み過ぎると、ご自身の力だけではどうしようもなくなってしまいます。そうなってしまっているようであれば整骨院や整体院を利用して少しでも背骨や骨盤を整えておくことも必要となります。

背骨や骨盤の歪みによって起きる腰痛の場合は、筋肉の炎症によって起きる腰痛とは異なり、体を動かした方に痛みを伴うのが特徴です。例えば、右に身体を倒した時に右側が痛む、または左側に身体を倒した時に左側の腰が痛むというようなものです。

筋肉の炎症によって起きる腰痛よりも悪化傾向にあるため、早めの対処が必要となります。


③神経の圧迫によって起きる腰痛の場合は、腰痛だけにとどまらず下肢への放散痛や痺れなどを伴うことがあります。また神経が圧迫されているため、下肢への運動神経が正しく伝達されなくなるため、放置しておくとやがて下腿部の筋肉が萎縮してくる場合があります。いわゆる腰椎椎間板ヘルニアなどが当てはまります。ご自身で確認する方法として、仰向けで寝て片足ずつ膝を伸ばしたまま地面から上げていきます。45度あたりから腰~下肢へ痛みや痺れを伴うようであれば神経根で圧迫されている可能性があります。


④内蔵の疲れによって起きる腰痛の場合、右側が痛い場合は肝臓や胆のう・右腎臓などが関連することが多く、左側が痛い場合は心臓・胃・脾臓・膵臓・左腎臓などが関連することが多いです。ただし、内蔵が原因となって生じる腰痛の場合、多くは安静時痛を伴うため、身体を動かしていない夜間にも痛みを伴うことがあれば内科で相談されるのも一つです。


⑤ストレスはいかなる痛みや不調をも生じさせるきっかけとなります。特にぎっくり腰を繰り返したりすることが傾向としてあるため、あまりにもぎっくり腰を繰り返すようであれば、ストレスを解消するための工夫も必要です。


腰が痛くなったら?

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