自己流ダイエットの落とし穴

なんとかして体重を落としたい・・・
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太ってしまった身体をなんとかしたいと思って、自分なりにダイエットに取り組む姿勢はとても素晴らしいです。
自分なりに取り組むとしたら、大体王道であるのが、『食事を減らして運動する』というのが一般的なダイエット法です。

ただし場合によっては余計に痩せにくく、結果リバウンドしてしまうということにもなりかねません。
1kgの脂肪を燃焼するためには7,000キロカロリーつまりマラソンで120km走るのと同じだけの運動量が必要と言われています。
これに対して1kgのタンパク質を燃焼するにはおおよそ半分のカロリー消費で落とすことができるのです。

つまり運動をして食事を減らすダイエット法では、ただでさえ栄養素の偏りや不足があるために太ってしまった体から闇雲に食事量だけを減らすがために、カロリーそのものは減るものの、栄養素もさらに減るため、結果として骨や筋肉を構成しているタンパク質のほうが脂肪よりも先に燃焼し始めるのです。

これをいわゆる『痩せる』ではなく『やつれる』という状態を指します。
結果、せっかく体重を落としても体脂肪以上に筋肉が落ちてしまい、身体の燃焼効率が下がり、ダイエットを止めた途端にリバウンドするのです。

自己流ダイエットはとても危険です。
1.リバウンドしてダイエット前よりも痩せにくく、太りやすくなります。
2.精神的な苦痛によって拒食症や過食症に陥ることがあります。
3.風邪や体調不良になりがちです。
4.髪や爪がボロボロになってしまいます。
5.貧血や骨粗鬆症に陥りやすいです。
6.意欲減退で活動力が低下します。
などなど、闇雲に体重だけをなんとか落とそうとした結果、身体の健康のために取り組んだものが、逆に身体の健康を蝕む結果となります。

理想的なダイエットには
1.無駄なカロリーを抑える
2.今ある筋肉を落とさないようにする
3.無駄な脂肪を燃焼させる

ことが大切です。