□長い目で体重を見る
まず、毎日の体重測定の結果ですが、先月より今月、今月より来月の方が、体重が落ちていれば全然問題ありません。エクセルなどでグラフを書いて、体重の変化を長い目で見てみるのもオススメです。毎日、体重を測ることは大切なことですが、それを、どのように解釈するかということも大切です。昨日との比較というより、先月の同じ時期と比較していきましょう。「昨日より増えたから体重がふえちゃった」ではなく、「先月の同じ時期に比べて体重が減っているから順調」です。
□結果よりプロセス重視で
また、食欲も不安定になりますので、体重の増加が果たして食事によるものなのか、ホルモンバランスの変化によるものか、という不安も出てきます。このことを解決するためにも、このような時期は、結果よりプロセス重視でいきましょう。朝、体重を測ったとき、例え少し増えていたとしても、昨日食べたものを思い出し、特に問題がなければ、ホルモンバランスの変化による水分の蓄積の影響だとわかりますよね。
そして、このことがサッとわかるようにするためにも、ルール通りの食事を確実に進めて行くことが大切です。量的なオーバーは、あまり気にすることはありません。質的に違反しなければ安心です。ひとつずつ、のんびりとチェックして、体重の増加あるいは停滞が、ホルモンバランスの変化によるものと思えれば大丈夫です。 それと体重の減りだけを重視しないことです。ダイエット期間中には体重が減る時期と ボディーサイズが減る時期(体重は減らないけれど体脂肪率が下がる時期)があります。この時に慌てて食事の量を更に減らしてしまうと、身体に極端な低体温の状態が起こっ てしまい酵素が働けなくなり余計に痩せにくい状態をつくってしまいます。 落ち着いて今の状態を分析してみましょう。
このように過ごしていくことにより、不安の解消もできますし、基本の復習をしながら良い習慣を身につけて行くことができます。仕方ないという気持ちで終わらせないで、ダイエットの腕を上げるチャンスだと思ってください。
ダイエット中に風邪を引いたら
風邪をひいたら、ダイエットよりまず治すことに専念しましょう。
そのためにも、まは、
1. 抵抗力をつける。
· たんぱく質の補給 卵、豆腐、納豆、ヨーグルト、白身魚、脂身の少ない肉など消化の良いものを取る。月見うどん、親子丼、湯豆腐、煮魚など。
· ビタミンAでのどや胃腸の粘膜を丈夫にする 色の濃い野菜(青菜、かぼちゃ、にら、人参、ブロッコリーなど)を鍋、にら玉、おひたし、胡麻和えなどにして食べる
· ビタミンCで風邪のストレス解消
野菜のほか、柑橘系の果物
2. 体を温める
唐辛子、にんにく、ねぎ、しょうが、味噌汁・スープなどの温かい飲み物をとる
便秘になったら
食事量の減少によって起こる便秘も工夫次第で改善できるます。
1. 主食を抜かない 便の材料として必要なので、主食は必ず食べるようにしましょう。
2. 食物繊維をとる
根菜、きのこ類、海藻、ドライフルーツ、シリアル等
3. 水分をとる
スープ、味噌汁、お茶、コーヒー、水等。砂糖がたくさん入っている清涼飲料水は控える。
4.トイレを我慢するのが一番ダメです。
肥満者の多くが原因にあげる便秘は、朝のあわただしさの中でトイレを我慢してしまうことが始まりになるケースが多い。これは大便だけに限らず小さい方でも同じで、腎臓に負担をかけ、水分代謝の乱調を招き、結局は肥満へ結びつきます。体が排泄のサインを出した時は素直にそれに従っておくほうが、体も正常なリズムや代謝を営む事が出来るのです。